ダブルクロスThe 3rd Edition 『アカデミアの追想』(GM:米ット)

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GM:■トレーラー
オーヴァードアカデミア。人とオーヴァードが共存する、最先端の学園都市。
そこでの生活は、あなたに、私に、どんな影響を与えただろう。
以前の自分から変わったのだろうか。これからも自分は変わっていくのだろうか。
答えは聞くまでもないのかも知れない。でも、それを知ることができるのなら——

Double Cross The 3rd Edition「アカデミアの追想」
ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。

GM:----

【プリプレイ】

GM:それでは、PCの自己紹介から行っていきましょう。
GM:まずはPC1からにしましょうか。
羽石夏澄キャラクターシート (PC1:優水)
羽石夏澄:はーい
羽石夏澄:羽石夏澄・13歳verです。
GM:13歳!若い!
羽石夏澄:アカデミアに入っていないしロコくんにも出会ってないので元々の気弱で根暗な性格が前面に出ているようです。
羽石夏澄:もちろんウォーモンガーでもない!
GM:エンブレムもない!
羽石夏澄:ないのだ!
羽石夏澄:代わりに《フェイタルヒット》を取得。100%以上でダメージに[LV]Dを追加するぞ。
羽石夏澄:100%以上だと2Dがデフォルトなので見ようによっては過去の方が強い
GM:なるほど……侵蝕が代わりにかさむのと、100%未満では使えないわけですね
羽石夏澄:そう!なんかこう、コントロールがあまりできてない感が出たらいいなあと思いました。
羽石夏澄:大体のところは以上!キャラシートは色々遊んだので見てね(アピール)
羽石夏澄:よろしくお願いします!
GM:はい!
GM:今回は羽石さんには、特殊な状態でのキャラシを提出してもらったわけですが、
GM:そんな羽石さんのハンドアウトはこちら。
GM
■PC1(羽石夏澄)ハンドアウト 推奨ワークス・カヴァー:自由
シナリオロイス:学園島での自分 (推奨感情 P:尽力/N:任意)
 あなたはオーヴァードアカデミアに通う学生……だったらしい。しかしあなたの記憶は学園島に向かう道中までで途切れている。学園で過ごした期間があったらしいのにも関わらず、年齢もその当時のままだ。この状況はあなたが学園内で調査していたという事件と関わりがあるようだが……?
※PC1はこのセッション中、「学園島に訪れる直前」の状態のPCを使用することになります。キャラクターシートもその点を留意して作成してください。

GM:学園島に向かう途中というか、来る直前の状態、というわけですね。
羽石夏澄:アカデミアに通っていたなんて信じられないぜ
羽石夏澄:なるほどなるほど
GM:転校しに来てはいるので、アカデミアのことについては一通り説明を受けてはいる、ってことで。
羽石夏澄:イエス!
GM:シナリオロイスの「学園島での自分」に関しては、そのロイスの人物をGMがロールしたりするわけではないので、
GM:こう……その……オープニングとかでセルフで取得してください。
羽石夏澄:はーい
羽石夏澄:頑張るぞ
GM:そんな感じですね。よろしくお願いします。
GM:続いて、PC2、井村さん。
井村 山茶花:はーい
井村 山茶花:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhI7_oQEM
井村 山茶花:まちがえた!
井村 山茶花キャラクターシート (PC2:それじゃない方のヒロ)
井村 山茶花:こっちこっち。井村山茶花、番長連所属の17歳で、高校3年生。
井村 山茶花:一見ピリッとした先輩だけど、最上級生だし番長だしSランクなので実は肩肘張って格好つけています
井村 山茶花:データ的にもセットアップでシーン攻撃できるので一見派手だけど、だいぶ無理して生き急いでいる!
井村 山茶花:そんな感じの、いつも通りの山茶花です。
GM:データ怖いなあ
井村 山茶花:自分も怖い……
GM:羽石さんとは同じ番長連ということで、仲良くしてあげてください。
GM:そんな井村さんのハンドアウトはこちら。
GM
■PC2(井村山茶花) ハンドアウト 推奨ワークス・カヴァー:自由
シナリオロイス:PC1 (推奨感情 P:任意/N:任意)
 あなたはオーヴァードアカデミアに通う学生だ。最近、学生の体と記憶が学園を訪れる直前の状態に戻ってしまうという事件が連続して起こっている。あなたの知り合いで、事件の調査をしていたPC1までもが被害を受けてしまった。事件解決に本腰を入れる必要がありそうだ。

GM:どうやら、学生たちが学園を訪れる直前の状態に戻ってしまう事件が起こっているらしいです。
井村 山茶花:一大事だ
GM:それを解決するために動き出す感じですね。
井村 山茶花:ささっと解決してやりますよ!先輩でSランクですからね!
GM:シナリオロイスは羽石さんですが、これはオープニングで高校一年の番長連羽石さんに取得しておいてもいいですし、
GM:合流時に13歳の羽石さんに取得してもいい。そんな具合で臨機応変にいきましょう。
井村 山茶花:はーい!
GM:では最後、PC3の風魔くん。
GMキャラクターシート (PC3:猫口@)
風魔悟:はい!
風魔悟:風魔悟、番長連所属の高校生!16歳!
風魔悟:ランクはBランクのアタッカーです。普通だね!
風魔悟:魔法使いを自称する気障な脳筋です。能力は異常筋力!
GM:とびきりの魔法!
風魔悟:エフェクトもそれらしく攻撃力を上げるか殴るエフェクトしか持ってないぞ。
風魔悟:セットアップでターゲットロック+攻性変色して殴るだけ!普通だね!
風魔悟:というわけでいつもの魔法使いです。どうぞよろしくお願いします
GM:その攻撃力は普通だろうか……!?
GM:はい、よろしくお願いします。3人目の番長!
GM:今回、PC全員(?)が番長連なんですよねえ。
GM:では、風魔くんのハンドアウトはこちら。
GM
■PC3(風魔悟) ハンドアウト 推奨ワークス・カヴァー:自由
シナリオロイス:フォース=ライブラリ (推奨感情 P:庇護/N:不安)
 あなたはアカデミア第四図書館の化身であるレネゲイドビーイング、フォース=ライブラリと交流があるオーヴァードだ。数日前から彼女は自分の図書館に姿を現しておらず、行方が分からないらしい。フォースを探すあなたは、フォースと似た姿の、大人の女性と出会う。彼女は自分はフォースの母親であると名乗ってきた。

GM:学園では事件も起こってるらしいですが、それはおいといて、
GM:謎の女性と出会うオープニングです。
GM:あ、あとフォース=ライブラリとかいう知り合いが行方不明らしいよ。
風魔悟:なんだって!大変だ!
GM:フォーちゃんとは交流というか、
GM:ポスト・レヴのエンディングで話したことは少なくともありましたね。
風魔悟:そうですね、ちょっと話しました
GM:気にかけたりシナリオロイスを取ったりする流れになると思われます。
風魔悟:了解です!気に掛けたりいろいろ
風魔悟:します!
GM:よし、では自己紹介も終わったところで、セッションを始めていきましょう。
GM:----

【オープニングフェイズ:シーン1】

GM:最初のシーンは羽石さんのシーンになります。
GM:登場ダイスをどうぞ。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:40->47)
羽石夏澄:ぴゃー
GM:あれっ、-1されてる
羽石夏澄:あっほんとだ
羽石夏澄:直しておきます!48!
GM:----
GM:3年前。
GM:羽石さんは、オーヴァードアカデミアがある、学園島へと向かっていました。
羽石夏澄:船室でぼんやりとしています。
GM:今は海上。船からは海が見えているだけだ。
GM:島はまだ見えてこない。
GM:手元にはUGNから貰った資料などがあるかもしれない。
GM:UGNの話では、オーヴァードアカデミアは人とオーヴァードが共存する最先端の学園都市……だそうだ。
羽石夏澄:窓に時折視線を投げたりするものの、すぐに視線を下に落としてしまう。
羽石夏澄:UGNの資料はすぐそばに散らばっている。
羽石夏澄:(人とオーヴァード……)
羽石夏澄:(……よく、わかんない)
羽石夏澄:そんな世界で、一体何が変わるのか、よくわからなかった。
羽石夏澄:自分がオーヴァードである、という説明は受けた。でも、だからってしたことが消えるわけじゃない。
羽石夏澄:おとうさんも、おかあさんも、これは夏澄のためなんだよって笑っていたけど、
羽石夏澄:私がしてしまったことについて何かしてくれるわけではなかった。
羽石夏澄:ただ、
羽石夏澄:『大丈夫。夏澄は何も悪くないんだよ』って笑うばかりで。
羽石夏澄:羽石夏澄の心は沈んだままだった。
羽石夏澄:時折やってくる恐怖の波をなんとかやりすごして、ただただ時間が過ぎるのを待っていた。
羽石夏澄:少女の心に未来への展望は何もなく、
羽石夏澄:背中のすぐ後ろの過去に責め苛まれていた。
羽石夏澄:だから、彼女は想像さえしなかった。
羽石夏澄:自分が前を向いて歩くことになることも。
羽石夏澄:恋をすることも。
羽石夏澄:戦いに自らを投げ込んで行くことになることだって。
GM:船室の外からは、楽しそうな少年少女たちの声が聞こえている。
GM:「もうすぐ学園島に着くらしいな。」「もうそろそろ見えるんじゃねえか?」
羽石夏澄:その声に、頭を緩慢に上げ、窓の外を見る。
GM:「楽しみだよねー!オーヴァードとか、すっごく興味あるよ!」「青春ー!」
GM:「楽しいこと、いっぱいありそう!いっぱい楽しまなきゃ!」「ふふ、命短し恋せよ乙女、だね。」
羽石夏澄:ぷい、と顔を背けて、備え付けの毛布にくるまる。
GM:既に船内で仲良くなったグループでもあるのだろうか。
GM:窓からも、学園島がうっすらと見えてきている……
羽石夏澄:(……こわい)
羽石夏澄:(学園島……なにがあるのか、想像もつかない……こわい)
GM:少年少女たちの声は、船室の外を通り過ぎていき、
羽石夏澄:(楽しみなんて、ぜんぜんない。こわい。きっと、また誰か傷つけちゃう。そうならないようにって言われたけど、でも)
GM:ゴウゴウと船のエンジン音がだけが鳴る。
羽石夏澄:エンジンの音に思考が溶けて行く。……間も無く到着だ。
GM:では、
GM:突如、そのうるさかったエンジン音が……止む。
GM:ふっと、体が軽くなったような感じも一瞬して、
GM:船の揺れも無くなっていることに気付きます。
羽石夏澄:(………あれ…?)
GM:そして、至近距離から声がかかる。
羽石夏澄:顔をあげる。
???:「……羽石!おい!羽石!」
羽石夏澄:くるまっていたはずの毛布もない。
GM:そこは船室ではなく、
GM:陸地。
羽石夏澄:「…え?わ、私……?です、か?」おどおどと、声に返事をする。
無道ささき:ジャージを来た女性が、君の肩に手を当てて大声を上げていた。
無道ささき:「おお!よかった!気が付いたか!」
羽石夏澄:「えっ誰……!」
無道ささき:「いやー、羽石が倒れていたって聞いたから何事かと……」
羽石夏澄:怯えた声をあげる。
無道ささき:「スヤスヤ……」 急に寝始める。
羽石夏澄:気が付いた?倒れていた?何を言ってるのだろうこの人は?
羽石夏澄:「えっ急に寝てる…こわい……」
無道ささき:「ぐー」 羽石さんの肩に手を当てたままの体勢で爆睡している。
羽石夏澄:ビクビクしている。
羽石夏澄:(どうしよう……不審者?なんで私の名前知ってるんだろう?)
無道ささき:「はっ!?寝てないぞ!」 ぱちり
羽石夏澄:「…………」
無道ささき:「あれ?どうした羽石、そんなびくびくして。」
羽石夏澄:「な、なんで、」乾いた声を絞り出す。
無道ささき:「どうだ、事件の方はなんとかなりそう……ん?」
羽石夏澄:「なんで私のなまえ、知ってるんです……か……?あなたは、だ、誰……です、か?」
無道ささき:「む……そうか。羽石。そういうことか。」 真面目な表情になる。
無道ささき:「羽石、落ち着いて聞いてくれるか。」
羽石夏澄:「……?」
羽石夏澄:よくわからないが、変に暴れたら何が起こるかわからないのでじっとしている。
無道ささき:「羽石は我が番長連の仲間なんだ。だが、今の羽石はおそらく、羽石が調査していた事件の影響で……」
無道ささき:「……」
無道ささき:「……ぐー」
無道ささき:寝ている。
羽石夏澄:「…………」
羽石夏澄:困っている。
GM:見渡すと、周囲は校舎のような場所。
羽石夏澄:番長連。確か、アカデミアの資料に載っていた学生による自治組織だ。
GM:資料で見ていたかもしれない。そこはアカデミアの校舎だ。
羽石夏澄:「……いつのまに、私……」
羽石夏澄:船室で眠ってしまったのだろうか。それを運ばれた?
羽石夏澄:この人は新入生を歓迎する係りの人なのかもしれない。
羽石夏澄:(ううん)
羽石夏澄:(この人は「仲間」って言った。「事件」って言った。)
羽石夏澄:(私が全然わからないところで何かが起こったんだ)
羽石夏澄:(何なのか、全然わからないけど…)
羽石夏澄:「……あの、すみません。起きて…起きてくださいませんか……?」
羽石夏澄:「……」
羽石夏澄:「どうしよう……」
無道ささき:「むにゃむにゃ……」
GM:----

【オープニングフェイズ:シーン2】

GM:では、続いてもOPシーン。
GM:えーっと、PC2の方にしましょうか。
井村 山茶花:はーい!
GM:登場ダイスをどうぞ。
井村 山茶花:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 2[2]+34 → 36

GM:----
GM:えーっと、では
GM:あなたは今、学園内のある場所に向かっています。
GM:学園内で、とある事件を調査していた番長連の仲間、羽石夏澄が倒れていたと連絡があったのだ。
GM:既に総番長の無道ささきも向かっているらしいです。
井村 山茶花:「……」眉間にしわを寄せ、早足で敷地内を歩いている。
井村 山茶花:「夏澄。あの子が出るって聞いて少し不安ではあったけど……まさか本当に」
GM:学園内で起こっている事件について、あなたは知っていても知らなくてもいい。
井村 山茶花:あ、じゃあざっくりした内容は知ってることにしたいです!
GM:分かりました。
井村 山茶花:番長連の情報共有的なあれで!
GM:学園内では数日前から、生徒の体と記憶が学園島に来る直前の状態に戻ってしまう現象が何例か起こっている。
GM:その事件の調査を羽石さんが開始していた……という事実は番長連内で共有されてました。
井村 山茶花:なるほど。
GM:しばらく敷地内を歩くと、
GM:無道総番長が座ったまま寝ているのが見えてきますね。
GM:その傍には羽石さんもいる。少し若いようにも見えるが……?
GM:というわけで、羽石さんも再度登場をお願いします。
羽石夏澄:はーい
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:48->56)
羽石夏澄:ぐんぐん
井村 山茶花:「……夏澄。今どういう状況か、分かる?」落ち着かない様子の羽石さんに声をかける。総番長を起こすのは最初から考慮していない。
無道ささき:「ぐーぐー。寝てる……」 羽石さんの前で座ったまま寝ている。
羽石夏澄:「え…」驚いたような顔をしている。
羽石夏澄:「あの。……誰……ですか、お姉さん……」
羽石夏澄:怯えたように身を引いている。
井村 山茶花:「……なるほど。やられちゃったわけか」眉間に指を当てる。
井村 山茶花:「私は井村山茶花。このアカデミアの学生で、きみの……」少し言葉を選ぶ間が空く。
羽石夏澄:目を瞬かせている。
井村 山茶花:「先輩、知り合い。……あの、信じられないと思うけど、落ち着いて聞いてね」
井村 山茶花:「きみは……なんて言ったらいいのかな。一種の記憶喪失みたいな状態なんだ」
羽石夏澄:「せん…ぱい?」
羽石夏澄:「……」とにかく聞いてみようと頷く。
羽石夏澄:「記憶、喪失」
井村 山茶花:「このアカデミアで学生をしていたけど、その間の記憶がすっぽり抜け落ちている。……ここまでは分かる?」
羽石夏澄:「……そんな、ことが」
羽石夏澄:「多分……理解はできます。その方が、不可解なことも説明がつきます、し」
羽石夏澄:「でも、感情的には…すぐには、信じられない……です…」
井村 山茶花:「うん……そうだろうね。私がきみでも信じられない」首を傾げて苦笑する。「それで」
井村 山茶花:「更に信じがたいことに……記憶と一緒に、体の成長も抜け落ちる……というか、巻き戻っているらしい」
井村 山茶花:「そういう事件が、最近何度か起きてる」
無道ささき:「ムニャムニャ……はっ!?」 ぱちり
無道ささき:「しまった、つい眠ってしまった。おお、井村!お前も来てくれたか!」
井村 山茶花:「……やっと起きた」そちらを横目で見る。
羽石夏澄:「……そっか、体……」体の違和感は全くない。
羽石夏澄:「ひっ」突然起きたのでびびっている。
無道ささき:「井村。羽石はあれだ。事件の影響を受けていると私は考えた!」
井村 山茶花:「見れば分かるし、報告も受けたよ」ため息をつく。
無道ささき:「ひょっとしたら、羽石が真相を掴みかけたから記憶を消したのかも知れない……おのれ、ディオゲネスクラブめ……!」
井村 山茶花:「それで、えっと……」羽石さんに向き直る。「まあ、実感は湧かないよね。これまで通りなら、本当に綺麗さっぱり昔の自分らしいから」
羽石夏澄:「……はい。私は……」
無道ささき:「そうだ羽石、大丈夫か?どこか痛くはないか?」
羽石夏澄:「私は、さっきまでアカデミア行きの船の中にいたんです。気が付いたら、ここにいて……」
羽石夏澄:「えっと……えっと……体に痛みは……ない、です……」
羽石夏澄:まだびくびくしているが、段々この人たちが自分を心配してくれているのはわかってきた。
羽石夏澄:ので、警戒をゆるめる。
井村 山茶花:「そう。緊張も警戒もしなくていいよ。いつもみたいにのんびりしてれば」羽石さんを安心させるように笑いかける。
無道ささき:「その通りだ羽石。我々は仲間なのだから、リラックス……して……」
無道ささき:「ぐー」
井村 山茶花:「ささきはリラックスしすぎだけど」
羽石夏澄:「い、いつもみたいに……?」のんびり?私が?想像もつかない。
井村 山茶花:「……?」少し引っかかる反応だけど、さすがに緊張しているんだろうな、と勝手に納得する。
無道ささき:「あ、しまったこのままだと寝てしまう。」 起きた。
羽石夏澄:「でも、井村さん、が先輩で、味方…なのはわかりました」
羽石夏澄:「あと、そこの寝ちゃう人……も……」
井村 山茶花:「……うん。この人、普段はこんなだけどいざというときだけは頼りになるから」
無道ささき:「あっはっは。ちょっと今は眠いけどな。」
羽石夏澄:「そ、そうなんですか……」
井村 山茶花:「夏澄は……そうだね。タイプスリップでもしたと思って、未来の自分の居場所を楽しんで」
羽石夏澄:「…………あり、がとう、ございます」
井村 山茶花:「事件に巻き込まれてる立場だから、完全に自由とは言えないけど」
無道ささき:「ところで井村。羽石が調べていた事件を調査する任務なんだが。」
井村 山茶花:「その分、私たちが……何、ささき?」
羽石夏澄:不安になってくる。自分の知らない自分が知ってる、色んな人たち。うまくやっていけるんだろうか。傷つけてしまったりしないだろうか?
無道ささき:「うむ。羽石が調べていた事件があるだろう。」
無道ささき:「あの任務だが……井村に任せてもいいだろうか。」
井村 山茶花:「ああ……うん。そうだね」羽石さんの様子をちらりと見て、うなずく。
井村 山茶花:「この『真夜中の番長』が後輩に手を出されて、黙って見過ごすわけにはいかないね」
無道ささき:「そうか、良かった。私を含めて今、みんな手を回せなかったからな。」
羽石夏澄:「……あ、あの。井村先輩。」
井村 山茶花:「ん……どうしたの?」
羽石夏澄:「その……事件の調査……私もついて行っちゃ、だめですか……?」
羽石夏澄:自分を知っている、自分を気遣ってくれる先輩。それが、自分から離れてしまうのはとても心もとなく感じた。
井村 山茶花:「それは……」少し考える。今の状態の彼女がついて来て何か役に立つのか、危険に晒すだけではないのか。
無道ささき:「あー、そうか。羽石は学園のことが全然分からないんだった。」
羽石夏澄:頷く。
井村 山茶花:「……そうだね。事件に巻き込まれたってことは、何かのカギを掴んでいるかもしれないし」
井村 山茶花:危険なら自分が払えばいい。後輩の頼みを断るわけにも行かないだろう。
無道ささき:「よし、決まりだな!」
羽石夏澄:「よか…った。よろしく、おねがいします」
井村 山茶花:「それじゃあ、ついてきて、夏澄……羽石さん、って呼んだ方がいい? きみに取っては初対面だし……」
どどんとふ:「GM」がログインしました。
羽石夏澄:「あ、え……っと。……」少し考える。
無道ささき:「羽石がいれば、戦力的にも申し分ない……あっ今日はやたら眠い。」
無道ささき:「スヤァ……」
井村 山茶花:「ささきはせめて屋根のあるところで寝て……」
羽石夏澄:「いつも通り……で、お願いします。私には……確かに、初対面、ですけど……」
羽石夏澄:「何だかその方が…あんしん、する、から……」
羽石夏澄:『戦力』という、いかにも物騒なワードからは意識をそらす。
井村 山茶花:「よかった」頷いて微笑む。「それじゃあいつも通り、夏澄って呼ぶよ」
羽石夏澄:「はい……はい。よろしく、お願いします。井村先輩」ぎこちなく微笑む。
井村 山茶花:「……調査がてら、学園案内でもするよ。そうだ、夏澄の部屋に戻ったら少しは落ち着くかな」
羽石夏澄:「……部屋。ああ、そっか」
羽石夏澄:「寮制なんですものね。それは、部屋もありますよね」
井村 山茶花:「そうそう。私物とか、好きなものに囲まれたらいつものペースに戻れるかな、と思って」
羽石夏澄:そこに行けば、少しは私の知らない『私』の存在も知ることができるだろうか。
羽石夏澄:「……行ってみたい、です。もちろん、時間とか…そういう、余裕があれば、ですけど……」
井村 山茶花:「うん。優先課題に入れておこう」うなずいて、また微笑む。努めて安心させようとしている。
羽石夏澄:つられて少し口角を上げる。
羽石夏澄:「ありがとう、ございます」
井村 山茶花:「どういたしまして。私は先輩だからね」この子にこんなに気を遣うのは初めてかもしれない。いつもはもっと……違う感情を抱いていたから。
羽石夏澄:なにもかもわからなくて、まだこわいことだらけだけど。
羽石夏澄:きっと、この人なら大丈夫だと。そう信じようと思った。
羽石夏澄:信じるしか、なかった。
GM:では、このシーンはここまでで。
GM:ロイスなどあればどうぞ。
羽石夏澄:ロイス、シナリオロイスと先輩へのロイスを。
井村 山茶花:羽石夏澄/後輩/庇護:○/優越感/ロイス 取得します
羽石夏澄:未来?過去?/学園島での自分/憧憬/隔意:○/ロイス
羽石夏澄:先輩/井村山茶花/信頼:○/恐怖/ロイス
GM:----

【オープニングフェイズ:シーン3】

GM:最後のOPは風魔くん
GM:登場をどうぞ。
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:29->34)
GM:----
GM:アカデミアには大図書館が4つ存在します。
GM:そのうちの1つであるアカデミア第四図書館。
GM:その化身にして守護者である少女、フォース=ライブラリと君はちょっとした知り合いだ。
GM:そんな彼女だが、数日前から行方が知れないらしい。主が留守のため、図書館も閉館している。
GM:……というわけで、そんなフォーちゃんの行方を風魔くんは探している、という状況です。
GM:彼女の友達に頼まれたのかも知れないし、噂を聞いて自主的に探しているということでもいい。
GM:どこを探してましょうか。
風魔悟:色んな所を見て回って、第四図書館に戻ってきたという感じでどうでしょうか
GM:了解です。第四図書館は相変わらず閉館している。
風魔悟:アカデミア第四図書館の扉に掛かった「閉館」の看板を見て、ため息を吐く。
風魔悟:「姫が不在じゃ図書館(しろ)も随分寂れて見える。」
風魔悟:「戻った様子は欠片も無し。さて、参ったな。」
GM:図書館が閉まっているためか、周囲の人通りもまばらだ。
風魔悟:数日の間色んな場所を探して回ったが、成果はなし。借りている本の返却日もとっくに過ぎてしまった。
風魔悟:「どこに行ったのやら。お転婆が過ぎるぞ。」
GM:では、そんな風魔くんに声がかかりますね。
???:「あら?どなたかお探しですか?」
???:金髪、赤眼の女性が風魔くんの後ろに立っています。
風魔悟:「?」振り返り、女性の姿を認める「ああ、そうだよ。この図書館の主をね。」
???:「ほほう。図書館の主ですか。」 手にはかき氷の容器を持っている。
???:もう片方の手で持ったスプーンでシャクシャクとそのかき氷を食べている。
???:「あっ、キーンってきた。」
???:「えっと、何の話でしたっけ……あっ、そう。図書館の主。」
???:「なるほど。この私を探していたというわけですね……ふふっ。」
風魔悟:「………。」その光景にどこか既視感を覚えつつ「それはどういう…?」
???:「そう、アカデミア大図書館の化身にして守護者であるこの私、アレクサンドリア=ライブラリを!」 得意気なポーズ
アレクサンドリア=ライブラリ:手にはかき氷を持ったままだ。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ……それで。」 またシャクシャクとかき氷を食べ始める。
アレクサンドリア=ライブラリ:「このアレクサンドリア=ライブラリに何の御用でしょうか、人間さん。」
風魔悟:「ああ、その……。残念ながら、俺が探しているのはフォースの方だ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォース……?」
アレクサンドリア=ライブラリ:くるりと風魔くんに背を向けて、手を振る。
アレクサンドリア=ライブラリ:地面から文字が次々と浮かび上がり、空に消える。何やら忙しそうに手を動かしている。
風魔悟:「他の図書館にも姉妹がいるのは聞いていたが…一体何を?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……なるほど。そういうことでしたか。」 また振り向き、風魔くんを見る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォース=ライブラリは今、行方不明となっている。そういう状況なのですね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:先程までとは違い、真剣そうな表情だ。
風魔悟:「……そうだ。数日前から姿を見せなくなった。ここも、閉館したままだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そしてあなたは、その子を探してくれていた……と。」
風魔悟:「微力ながらね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 眼をそらし、考え込んでいる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「そういえば自己紹介が遅れましたね。」
風魔悟:「随分詳しいようだが何か知っているのか?それとも、」
風魔悟:地面から文字が浮かび上がり、消えていく光景を思い返す。
風魔悟:「今、何か掴んだのか?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「さあ、どうでしょう?」 にこっ
アレクサンドリア=ライブラリ:「改めまして、私はアレクサンドリア=ライブラリ。フォース=ライブラリの……『母』です。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「よろしくお願いしますね?人間さん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:仰々しく礼をする。手に持っていたかき氷の容器はいつの間にか消滅している。
風魔悟:(…姉妹の次は母と来たか。フォースの家系図は一体どうなってるんだ。)
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、あだ名でしたら親しみを込めてアレックスとでも呼ぶことを許しますよ!」
風魔悟:図書館の化身の底知れぬ家庭に気圧されつつ「…ああ。よろしく、アレックス。」
風魔悟:「それとこっちも自己紹介しておこう。風魔悟。魔法使いさ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「おお……魔法使いまでこの学園にはいるのですね。すごい……。風魔さんですか。」
風魔悟:「人間と呼ばれるのは慣れないから、せめて名前か苗字か、『魔法使い』と呼んでくれ。親しみを込めて、ね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「いいでしょう。風魔さん。風魔さんか。ふふ……」
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんの手を取る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「それでは、風魔さん。」
風魔悟:「!」取られた手を反射的に振りほどいてしまう。
アレクサンドリア=ライブラリ:「せっかく知り合ったよしみですし、この……うぇっ!?」 振りほどかれる
風魔悟:「あっ…すまない。少し、驚いてしまっただけだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あれっ。私、何か間違っちゃ……コホン。ああ、なるほど。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええと……それでは風魔さん。改めて。」
風魔悟:「ああ、改めて。あなたから人探しの魔法を教わるとするかな、アレックス。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……?」 それを聞いて、ぽかんとする。
アレクサンドリア=ライブラリ:「人、探し……?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ああ!そう!フォースね!フォース=ライブラリ!」 ワンテンポ遅れて、両手を叩く。
アレクサンドリア=ライブラリ:そして、フッと寂しそうに笑う。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……その子も、もちろん探します。私もその子には見つかって欲しい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ただ、もう一つ、私の願いも聞いてくれないでしょうか。」
風魔悟:「…何やら事情が複雑そうだな。いいさ、願いを聞かせてくれ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ。私の願い。それは……」
アレクサンドリア=ライブラリ:今度は、風魔さんの服の裾をつかむ。ぐいぐいと引っ張り出す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「この学園の!オーヴァードアカデミアのですね!観光をしてみたいんですよー!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「道案内お願いします!」
風魔悟:「魔法使いは願いを叶えるもの。かぼちゃの馬車を出す魔法は勉強中だが、俺の魔法と良心の範囲内なら何でも叶えて…」滔々と語ろうとしたところで
風魔悟:「………ええ?」
風魔悟:素に戻って聞き返してしまうのだった。
アレクサンドリア=ライブラリ:「いやー、一人で回るのも寂しいなってところだったんだよね!君みたいな親切な人がいてくれて幸運だよ私は!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふっふふふー。」 上機嫌で風魔さんを引っ張っていく。
風魔悟:「まぁ、場所を変えて話すのなら賛成だ。とりあえずは…喫茶店かどこかに案内しよう。」
風魔悟:と言いつつ、服の裾を引っ張られて歩いていく。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ああ喫茶店。それもいいですねー。私としてはこの雑誌に書かれていた食レポの……」
アレクサンドリア=ライブラリ:そんな話をしながら退場。
GM:……と、このシーンはこんな感じで。
GM:ロイスなどあればどうぞ。
風魔悟:ロイス!取ります!図書館(おうじょう)の主(ひめ)/フォース=ライブラリ/○信頼/隔意/ロイス
風魔悟:とりあえず以上で!
GM:----
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
GM:----

【ミドルフェイズ:シーン4】

GM:では、ここからミドルシーン。
GM:えーっと、じゃあまずは羽石さん・井村さんは登場を。
井村 山茶花:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 6[6]+36 → 42

井村 山茶花:ぼちぼち
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:56->65)
羽石夏澄:手加減が一切ない
井村 山茶花:ひい
GM:----
GM:2人はひとまず、喫茶店を探して入ったということにしましょう。
羽石夏澄:あ、すみません
GM:アイヨッ
羽石夏澄:基本侵蝕率、+9で40にしてたん
羽石夏澄:ですが、今回ウォーモンガーを取ってないので-5されます。
羽石夏澄:というわけで今は60!
GM:了解です。60!
GM:----
GM:2人はひとまず、喫茶店を探して入ったということにしましょう。
井村 山茶花:ワーテルロー!
GM:学園内の案内をされたのかも知れないし、まず喫茶店で落ち着こうという話になったのかも知れない。
井村 山茶花:軽く案内して、疲れたから休憩みたいな感じでどうでしょう
羽石夏澄:全く同じこと言おうとしていた!
羽石夏澄:そんなかんじです
井村 山茶花:それで!
GM:入った喫茶店『ワーテルロー』は今日も多くの生徒や教員で賑わっている。
GM:何とか席を確保することはできたようだ。
羽石夏澄:とても疲れた様子で席にもたれている。
井村 山茶花:「お疲れ様。ごめん、少しハイペースだったかな……」言いながらメニューを渡す。
井村 山茶花:「好きなもの頼んで。暑くて喉も乾いただろうし」
羽石夏澄:「い……え、ちょっと、見たことないものばかりだったから……」
羽石夏澄:「きんちょう、してしまって……」
羽石夏澄:息を整えながらメニューを見る。
井村 山茶花:「ここ、見ての通り人気店だから、色々な人が来るんだよ」羽石さんの様子を見ながら。
井村 山茶花:「事件が起きたけど手がかりなんて何もない、ってときには、こういうところで周りを観察してると、意外とヒントが見つかったりするんだ」
羽石夏澄:「……雰囲気いいお店、だっていうのはわかります」
羽石夏澄:「えっと……ほうじ茶ラテ、で……」
井村 山茶花:うなずいて笑う。「メニューも充実してるしね。私はアイスティ」
井村 山茶花:手を上げて店員さんを呼んだりします。
羽石夏澄:「…あの、井村先輩」
井村 山茶花:「ん、何?」
羽石夏澄:「『私』って本当に番長連なんて入ってたん……ですか?全然、想像できなくて……」
井村 山茶花:「そう? まあ……アカデミアの番長は、普通の学校とは少し……だいぶ、毛色が違うけど」
井村 山茶花:「私よりずっと馴染んでたよ、夏澄は」
羽石夏澄:「んんん……」首をひねっている。
井村 山茶花:「普段はふわふわしてるけど、荒事では頼りになるしね」
羽石夏澄:「えっ………」
GM:店員がそこで、声をかけてくる
GM:少し混雑してきたので、あちらの方と相席でもいいか、とのことだ。
GM:風魔さん、登場をどうぞ。
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:34->35)
井村 山茶花:「あちらの方って……」
GM:店員が示した先には風魔さんと、
風魔悟:店員に示されたテーブルには、クリームソーダを飲む見慣れた顔と、
アレクサンドリア=ライブラリ:金髪赤眼の大人の女性。
アレクサンドリア=ライブラリ:涼しげな顔で、落ち着いた雰囲気。目の前には同じくクリームソーダが置かれている。
羽石夏澄:不安そうな顔を井村さんに向ける。
井村 山茶花:「風魔!」知った顔だったので少し表情が明るくなる。
羽石夏澄:今の彼女にはみな初対面だ。
風魔悟:手を軽く振って挨拶する。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふっ。なるほど。これが記事にもあったクリーム……あら?」
井村 山茶花:「ああ……彼は風魔悟。私たちと同じ番長連で、魔法使い」羽石さんに説明。
アレクサンドリア=ライブラリ:「こんにちは、人間さんたち。風魔さんのお知り合いかしら?」
アレクサンドリア=ライブラリ:2人に優しく微笑んでいる。
風魔悟:「しばらくぶりだな、井村。それに羽石も。」
風魔悟:フォースの捜索のため数日ほど番長連にも顔を出していなかったのだ。
羽石夏澄:井村さんの知り合いだったようなので、少しだけ安堵の息をつく。
羽石夏澄:「まほう……つかい……?」
羽石夏澄:「えっ……と、初めまして、風魔さん」ぺこりと礼をする。
羽石夏澄:側にいる女性はよくわからなくてこわいのでスルーしている
井村 山茶花:「こんにちは、人間を『人間さん』って呼ぶ人。私は井村山茶花。風魔の……友人、かな」
井村 山茶花:「それと、えっと……」羽石さんに視線を向け、それから風魔くんに戻す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「そう、井村さん……ということはそっちが羽石さんね。」
風魔悟:「さっき知り合ったばかりだ。」
井村 山茶花:「風魔、例の事件は聞いてるかな。記憶と身体の巻き戻り」
風魔悟:「………。」羽石さんを見る。体が少し縮んでいるように見えるし、
風魔悟:「『初めまして』と言われたが、もしや」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 2人の会話を聞き、
井村 山茶花:「理解が早くて助かる。頼りにされる魔法使いは流石だね」
アレクサンドリア=ライブラリ:テーブルとは離れた方へ腕を出し、持っていたスプーンを振る。
アレクサンドリア=ライブラリ:文字の群れが床から浮かび上がり、宙へ消えていく。
風魔悟:「………参ったな。」
井村 山茶花:「……頼られてる最中?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……なるほど。事件ですか。」
アレクサンドリア=ライブラリ:そう呟くと文字の群れが浮かび上がるのが、止まる。
風魔悟:アレックスを横目で見て「……そんなところだ。分身する魔法を勉強するべきだったかな。」
羽石夏澄:きょどきょどと二人の間で視線を彷徨わせている。
風魔悟:「俺一人じゃとても手が足りない。…ああ、アレックス。あまり大っぴらにエフェクトを使うのはよした方がいい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ああ、そういうルール……いや、モラルでしたか。以後気を付けましょう。」
井村 山茶花:「……とりあえず情報交換といこうか。お互い、少しは手助けができるかも」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ、お二人とも、さあ座って座って。」
風魔悟:「そう。それに、魔法ってのは少々勿体ぶって出した方が神秘的だからな。」席を引く。
風魔悟:「気が回らなくて悪かった。羽石も座ってくれ。」
羽石夏澄:井村さんにくっつくようにして席に座る。
井村 山茶花:「(アカデミアに慣れていない……? 外からの来訪者?)」
井村 山茶花:羽石さんをやや自分に引き寄せるようにして座る。その方が多少は落ち着くだろう。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ……それにしても風魔さんが連れてきてくれたこのお店、やはり情報通りでしたね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「騒がしくて……とても良い雰囲気。人間がこんなにたくさん。ふふ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:嬉しそうに眼を細める。
風魔悟:「というわけで、彼女はアレクサンドリア=ライブラリ。フォース=ライブラリの母親だそうだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「自己紹介が遅れていましたね。アレクサンドリア=ライブラリ。気軽にアレックスと呼ぶことを許しましょう。」 クリームソーダをズズズ、と飲む
羽石夏澄:机の下できゅっと井村さんの袖の裾を掴んでから慌てて離す。
井村 山茶花:「フォース……図書館姉妹の、ね。今日は授業参観?」
羽石夏澄:訝しげな視線をちらちらとアレックスに送るが、視線はそちらに向けないようにしている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「なるほど、授業参観ですか。確かにそんなところかしら。」
アレクサンドリア=ライブラリ:羽石さんの視線に気付き、そちらへにっこり微笑む。
風魔悟:「……観光とか言ってなかったか?」
羽石夏澄:「……!」びくっとして視線を落とす。
アレクサンドリア=ライブラリ:「うっ。」 羽石さんが視線を落とす前に、風魔さんの言葉に反応して眼を逸らしている。
井村 山茶花:他の二人には見えない位置で、羽石さんの手に自分の手を軽く添える。「大丈夫だよ」
羽石夏澄:「……ふ……」手が添えられるのを感じて息を吐く。
アレクサンドリア=ライブラリ:「い、言った……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっと、そう。観光がメインで……あとついでに娘たちの様子も見れたら?みたいな?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……コホン。と、とにかく。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「改めて……協力を感謝します。風魔さん。無事に道案内を終えたなら、必ずやあなたに恩を返しましょう。望むままの報酬を。」
アレクサンドリア=ライブラリ:眼を細め、笑いかける。
風魔悟:「それはどうも。であれば、俺も俺の出来る範囲で魔法を振るいましょう。」些か気取った言い方で
アレクサンドリア=ライブラリ:「……お二人も、」 羽石さんと井村さんへ視線を移す
アレクサンドリア=ライブラリ:「私にこの学園を案内してくださるのなら、報酬を渡しましょうか。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そうですね……この事件の真相、という報酬などいかがでしょう?」
羽石夏澄:困った表情で井村さんを見上げる。
井村 山茶花:「……」眉を寄せてアレックスを見据える。
アレクサンドリア=ライブラリ:いたずらっぽく微笑む。
風魔悟:「さっきも見た通り、彼女の魔法はフォースのそれとかなり似た性質のようだ。」
風魔悟:「俺としては、協力してくれれば事件の真相究明もかなり円滑になるんじゃないか…と思うが。」
井村 山茶花:「そんなことを言えるのは2種類の人間だけだと思うけど……いや、人間以外だとしても」
井村 山茶花:「探偵か、犯人か。アレックスはどちら側?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「さあ、どうかしら。」
風魔悟:「………。」こちらもアレックスを見る。
井村 山茶花:「安心させてくれる気遣いはないんだ」ふう、と息を吐く。
羽石夏澄:「……犯人なら」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……?」 羽石さんを見る
羽石夏澄:「犯人なら、すぐに、本当のことを話した方がいい……と思います。取り返しがつくのなら、なおさら」
羽石夏澄:「終わってしまった事件は、被害者は……どうやったって、取り返しが…つかない、から……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」
羽石夏澄:俯きながら、一気に言葉を紡ぐ。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……取り返しがつかない、か。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「はー!分かった分かった!やめやめ!ミステリアスな雰囲気でいく作戦は中止!」
井村 山茶花:「……は?」
羽石夏澄:「?」きょとんとしている。
風魔悟:雰囲気の急変にずっこける「………何がしたいんだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっとね、ごめんなさい。私はその事件の真相は……ちょっとだけ分かってる。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「で、私、アレクサンドリア=ライブラリは犯人ではありません。これは本当です。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私はこの学園の観光がしたい。これも本当。で……」
井村 山茶花:「……なるほど」目をばちばちさせる。まだテンポの変化に追いついていない。
アレクサンドリア=ライブラリ:「うまく説明できないんだけど……私が学園の観光を楽しまないと、この事件は解決できない……気がしています。」
井村 山茶花:「……なるほ、ど?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「これも……本当。たぶん。きっと。」
羽石夏澄:「……???」
アレクサンドリア=ライブラリ:気まずそうに眼をそらしている。
井村 山茶花:「……ああ、つまり」眉間にシワを寄せてため息。
井村 山茶花:「アレックスは事件に関わってるけど犯人じゃない。どう関わってるかは言いたくない。自分が観光すれば解決できるから問題ない……」
井村 山茶花:「そう、言ってる?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ううっ……その通りでございます……」
井村 山茶花:「はぁー……」
アレクサンドリア=ライブラリ:申し訳なさそうに身をすくめてプルプル震えている
井村 山茶花:「……仕方ない。協力するよ」
アレクサンドリア=ライブラリ:「!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ、いいの……?じゃなかった、良いのですか……?」
井村 山茶花:「こっちは手がかりなしの八方塞がりだからね。藁にすがってみるしかない」
羽石夏澄:目を瞬かせている。
井村 山茶花:「……と、思うんだ。ごめんね、夏澄」
羽石夏澄:「あ…い、いえっ」
羽石夏澄:「その……失礼なこと、言ってしまってごめんなさい。アレックスさん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「え?あっ、いや私の方こそ……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……コホン。羽石さん、どうか気になさらずに。私の方こそ非礼をお詫びします。」
井村 山茶花:「(毎度取り繕うんだ……)」
風魔悟:「まぁ…いろいろと言いたいことはあるが話が纏まってよかった。」
風魔悟:「観光と並列しながら出来る限り事件の調査や情報の整理もしていこう。」
井村 山茶花:「そう言ってくれると助かる」
羽石夏澄:「……その。まだ、何も……本当に何も、わからないんですけど」
羽石夏澄:「よろしくお願いします。邪魔しないよう気をつけます」
風魔悟:「ゆっくり、話せる範囲で話してくれればいいさ。こっちで起きたことも詳しく話そう。」
井村 山茶花:「どうせだから、夏澄も観光楽しんで……っていうのは難しいかもしれないけど」
井村 山茶花:「そんなに身構えなくても大丈夫だよ」
羽石夏澄:「……………はい」
GM:では、話がまとまったところでシーン終了としましょう。
GM:ロイスなどあればどうぞ。
GM:あ、PC間ロイスはPC1→2→3→1でお願いしますね。
GM:購入も解禁だよー
風魔悟:PC間ロイスとりましょう。
羽石夏澄:井村さんには…もう取ってた!
井村 山茶花:友人/風魔悟/友情:○/疎外感/ロイス 取得します!
風魔悟:昔の羽石夏澄/羽石夏澄/○庇護/不安
羽石夏澄:スペリオルミックスを狙います。
羽石夏澄:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[1,2,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

羽石夏澄:あっどうしよう
羽石夏澄:財産をはたいてもいいような気はする
羽石夏澄:財産点3点使って購入!服用します。
井村 山茶花:購入はダメ元スペリオルミックス
風魔悟:井村さんの達成値を見ましょう。
井村 山茶花:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

井村 山茶花:全然だめ!以上!
風魔悟:ではこちらもダメ元スペリオル!
風魔悟:2dx+3>=15
DoubleCross : (2R10+3[10]>=15) → 8[5,8]+3 → 11 → 失敗

風魔悟:うーん、財産は情報収集に取っておきたいですが、井村さんスペリオル欲しいですか
井村 山茶花:必須ではないです
風魔悟:じゃあ一旦スルーしておきます。失敗で以上です!
GM:----
どどんとふ:「羽石夏澄」がログアウトしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:点呼開始!
風魔悟:準備完了!(1/3)
羽石夏澄:準備完了!(2/3)
井村 山茶花:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:うおーうおー
GM:それでは開始していきましょう。
GM:----

【ミドルフェイズ:シーン5】

GM:ミドル2シーン目。
GM:先程のシーンでPCたちが合流した後、色々と現状を確認するシーンです。
GM:シーンプレイヤーは羽石さん。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:60->67)
羽石夏澄:スペリオルの力です
GM:羽石さんの自室というプランになりました。
GM:他2人も登場自由。
風魔悟:侵蝕も余裕があるので出ましょう。と思ったけど入っていいのかなこれ!
羽石夏澄:いいよ!
風魔悟:じゃあ出ます!
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:35->39)
井村 山茶花:1d10+42 出ます!
DoubleCross : (1D10+42) → 8[8]+42 → 50

GM:----
GM:春風寮(女子寮側)
GM:……の、羽石さんの自室。
GM:なんか、色々あって流れで来ることになった感じとか、そういう雰囲気です。
GM:どんな部屋かの描写は羽石さんがしてくれるはずだ。
羽石夏澄:入口のネームプレートをしげしげと眺めた後入室します。
羽石夏澄:鍵は多分管理人さんとかがナントカしてくれたのでしょう。
羽石夏澄:部屋の中は、可愛らしいファンシーグッズで埋め尽くされています。
羽石夏澄:編みかけのケープとか、可愛いくまのぬいぐるみとか、おもちゃっぽいテレビとか。
羽石夏澄:そんな『自室』を見て目を丸くしています。
井村 山茶花:「ごめんね。事件があったとはいえ、急に押しかけることになって……」
井村 山茶花:「あ、かわいい」部屋を覗いて、思わず声が出る。
風魔悟:管理人にお礼を言って別れた後、部屋に入った羽石さんと井村さんに追い付く。
風魔悟:首には『訪問』のカードを下げている。
アレクサンドリア=ライブラリ:アレックスは風魔さんと一緒に後から部屋に来ています。
アレクサンドリア=ライブラリ:興味深そうに廊下や入り口でキョロキョロ眺めている。
風魔悟:「身元は番長連で確認した。鍵も持ってていいってさ。」
羽石夏澄:「いえ、私が来たがったからそれは……いいんです。…でも……」
羽石夏澄:「ここ、本当に私の……羽石夏澄の部屋なんですか……?」
羽石夏澄:まるで信じられないというように呟く。何回もネームプレートは確認したのだけど。
井村 山茶花:「……何か、おかしなところでもあった?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石夏澄、とこちらには書かれていますよ。」 入口から声をかける。
羽石夏澄:「……だって。私、こんな……こんな、女の子らしい部屋……似合わない、です…… ぜんぜん……」
井村 山茶花:「えっ、そう? 夏澄は……」
羽石夏澄:「あ、確認ありがとうございます……ごめんなさい……」
井村 山茶花:「私の知ってる限りだと、夏澄はこういう可愛らしいものが好きな子、っていう印象だったけど」
風魔悟:「俺の知っている限りでもそうだ。……落ち着かないか?」
羽石夏澄:「そ、それ、は……可愛いもの、きらいじゃないですし、いいなあって、思いますけど……」そわそわと見回している。
羽石夏澄:「なんだか……普通の女の子みたい」
井村 山茶花:「普通の女の子だよ」苦笑する。「それ以外の何?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……いいですね、普通の女の子の部屋。」 最後に部屋に入ってくる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、えっと、ちょっと触ったりしてみてもいいですか……?」 くまのぬいぐるみを指してそわそわしている。
羽石夏澄:「う、ううう」スカートの裾をきゅ、とつかんでふるふると首を振る。「こんなの、だって……私みたいな子には…私…」
羽石夏澄:もごもごと口ごもる。うまく言葉にならない。
羽石夏澄:アレックスの問いにはどうしたものかと困ったように首を傾げる。
風魔悟:「女神様でも普通の女の子に憧れるのかい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「め、女神……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……ふふっ、風魔さん。中々の眼をお持ちのようですね。」 嬉しそう。
アレクサンドリア=ライブラリ:「そう、何を隠そうこのアレクサンドリア=ライブラリ、かつては女神と人間たちに崇められたこともあるほどの……」
井村 山茶花:「真に受けすぎないでね。風魔は誰にでも"そう"なんだから」
井村 山茶花:アレックスに釘を差してから羽石さんに向き直る。
風魔悟:「本当に女神だったのか……いや、その言い方は語弊がないか?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、冗談だったんだ……い、いやもちろん分かってましたけどね?」
井村 山茶花:「今の……アカデミアに入ってくる前の夏澄と、高校生の夏澄では、少し何かが変わった、っていうことかな」
羽石夏澄:「そう……なのかも、しれないです。私、その、ぜんぜん……余裕、ないですし……」
羽石夏澄:「肩の力の抜き方もわからないですし……あ、荒事なんて」
羽石夏澄:「……こわい、です」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あー、寮という場所も非常に興味深いですが、」
アレクサンドリア=ライブラリ:「場所、変えますか?ここにいることで気分が悪くなるようでしたら……」 少し心配そうに羽石さんに声をかける。
羽石夏澄:「…あ、ありがとう、ございます。その、えっと、びっくり……してしまった、だけですから……」
羽石夏澄:一体どれほどのことがあればこんな自分がこれほどに変わるというのだろう。わからない。
井村 山茶花:「……ふぅん」少し表情が曇る。「変われば変わるものだね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 羽石さんをじっと見ている。
羽石夏澄:もじもじと、手と手の先を合わせて指を動かしている。
井村 山茶花:「私の知ってる夏澄はいつもマイペースで、可愛いもの大好きで、そのくせ喧嘩は強くて」
井村 山茶花:「ずいぶん自由にやってるな、って思ってたから」
風魔悟:「それだけ時間の経過と環境の変化があったってことだ。」
風魔悟:「俺だってここに来る前は随分ひどかったからな。人と話せるのが奇跡と思えるくらいには。」
羽石夏澄:「そんな、に……」
羽石夏澄:アカデミアに期待なんて全然してなかったのに。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……環境の変化かあ。」
井村 山茶花:「……ん、そうだね。いい変化だ、きっと」
羽石夏澄:でも、変われる?そんな、楽しく……私でも、自由に生きていいの?
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふっ、それだけ、このアカデミアがみんなにたくさん影響を与えたってことですね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えへへ……」 嬉しそうににやけている
羽石夏澄:「……えっと、その。ちょっと、おどろきました、けど」
羽石夏澄:「でも、井村先輩の仰ることが本当なら……それは……ちょっと、嬉しいというか……」
羽石夏澄:「よかった、なあって……少し、思います……『私』が、羨ましいです」
羽石夏澄:寂しげなような、はにかんだような、そんな笑顔を見せる。
井村 山茶花:「羨ましい……」その言葉に少し俯く。
井村 山茶花:「そうだね。本当にそう思うよ」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 それを聞いて、こちらも少し寂しそうに笑っている。
風魔悟:「……いい変化があった、と言っても、今の羽石を否定はしないよ。」
羽石夏澄:目を瞬かせて風魔くんを見る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……それも、その通りですね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さん。」
羽石夏澄:「は、はい」
アレクサンドリア=ライブラリ:「さっき、喫茶店であなたに言われた言葉……取り返しがつくなら、すぐに本当のことを話した方がいいって。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「言いそびれちゃったけど、ありがとう。私のことを心配してくれてたんだよね。」
羽石夏澄:「あっ……そ、その」少し俯く。頬に赤みが差す。
羽石夏澄:「なんだか……とっさに……その、取り返しがつかないことって…とても、つらいから……だから、つい……」
羽石夏澄:手をわちゃわちゃさせながらもごもごと言う。
風魔悟:「ここで変わった君も、こうしてアレックスを気遣った君も、羽石夏澄の大事な一側面だ。」
風魔悟:「過去があるから未来があるのだろうからね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……うん、その……優しい子なんだなって、感じたよ。」
羽石夏澄:「ぁぅぁぅ……」
羽石夏澄:真っ赤になっている。
羽石夏澄:「あり……がとう、ございます……」
井村 山茶花:「ふふ」少し頬が緩む。「そういうところは、高校生の夏澄と似てるかも」
風魔悟:「台詞を半分取られてしまったな。流石は女神様、俺のような木っ端魔法使いのことなどお見通しですか。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「いえいえ。風魔さんこそ、ほぼ女神であると言っても過言ではない私ほどではありませんが中々でしたよ。」
井村 山茶花:「この部屋で、未来の自分を覗き見て、どうかな。アカデミアは期待できそう?」
羽石夏澄:「えと…」ぺちぺちと熱くなった頬を叩いて「………はい」
羽石夏澄:「きっと、いいことがたくさんあって……いいことやひとに、たくさん出会えたんだと思います」
アレクサンドリア=ライブラリ:「過去があるから未来がある、良い言葉です。こう、威厳を出す感じで今度使わせてもらおうかな……!」
風魔悟:「引用元さえ一緒に話してくださればご自由にどうぞ。」
風魔悟:と軽口で応じつつ羽石さんを見る。
羽石夏澄:「だから……たのしみ、です。」微笑む。さっきより大分力が抜けている。
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんとやり取りをしつつ、羽石さんの様子を見てふっと笑っている。
井村 山茶花:「そっか……よかった」
井村 山茶花:「アカデミアの一員として、そう言ってもらえると嬉しい」
井村 山茶花:「よし。未来の夏澄を取り戻すための調査、気合を入れないとね」そう言って笑顔を見せる。
羽石夏澄:「……はい。」
羽石夏澄:(そうだ。未来の私は……今、いない)
羽石夏澄:(返してあげないと……だって)
羽石夏澄:(こんなに、しあわせそう、なんだから……)
GM:では、このシーンは終了。
GM:ロイスや購入などあればどうぞ。
羽石夏澄:まほうつかいさん/風魔悟/安心感:○/照れる/ロイス
風魔悟:ロイス!保留!
井村 山茶花:ロイスはこのまま!購入はダメ元でスペリオル!
井村 山茶花:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 10[10]+8[8]+1 → 19 → 成功

風魔悟:井村さんすげえ…
井村 山茶花:びっくりだ
井村 山茶花:スペリオル飲んでおきます!で、以上!
風魔悟:こちらもスペリオルを狙いましょう
風魔悟:2dx+3>=15
DoubleCross : (2R10+3[10]>=15) → 9[1,9]+3 → 12 → 失敗

風魔悟:うーん、失敗にしておきます。以上!
羽石夏澄:何を取ろうかな…!
羽石夏澄:メイド服でも狙ってみよう
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 10[1,1,8,10]+6[6] → 16 → 失敗

羽石夏澄:届かず!以上!
GM:----

【ミドルフェイズ:シーン6】

GM:では、次のシーンからは情報収集シーンとしましょう。
GM:ちょっと多めだけど、君たちの力を信じているよ……いるよ……いるよ…
井村 山茶花:エコーかかってる
GM:情報項目を先に張りますね。
GM
・学園島で起こっている事件について(1/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:5
・羽石夏澄について(1/2) 〈情報:噂話〉、〈情報:アカデミア〉 難易度:4
・アレクサンドリア=ライブラリについて(1/3) 〈情報:UGN〉 難易度:9

GM:情報項目を開けると、新しい項目がポップしたりするかも知れません。
GM:なんか全部で8つくらいありそうな予感がしています。
羽石夏澄:8つ!
風魔悟:了解です!
井村 山茶花:おお
井村 山茶花:一番下のは無理そうだな……
風魔悟:情報:UGN持ってる人っていましたっけ…。
GM:では、シーンプレイヤーは井村さん。
GM:他2人も登場自由です。
風魔悟:出ます!
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:39->46)
羽石夏澄:うーむ。様子見します。
井村 山茶花:1d10+50-1
DoubleCross : (1D10+50-1) → 2[2]+50-1 → 51

GM:----
GM:では、羽石さん以外の2人は現状の確認などを行いつつ、
GM:アレックスに学園を案内しています。
GM:どこを案内してる感じにしよう。
GM:露店街に来たことにしましょうか。
風魔悟:了解です。
アレクサンドリア=ライブラリ:「なるほど……興味深いですね。」 落ち着いた足取りで露店を眺めながら歩いている。
井村 山茶花:「こんなところ、気高い女神様はお気に召さないかもと思ったんだけど」
井村 山茶花:「意外と気に入ってくれたみたいだね」
GM:周囲には野菜を売ったり、食べ物を作ったりする屋台などが並んでいる。
GM:大道芸や占いを通行人に仕掛けている学生も見受けられる。
風魔悟:「…まあ、」アレックスとの初対面を思い返す「案外アレックスの好みかもな。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ。人間たちの暮らしぶりを見るのは。あむ。」 右手に持ったわたあめを頬張る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「とても楽しいですよ。この活気がいいですね。むぐ。」 左手に持ったリンゴをかじる。
風魔悟:「……暮らしぶりって言うか、それも目当てだろ。」両手に持った食べ物を指差す
井村 山茶花:「……満足してもらえたなら、報酬も早めにお願いできると嬉しいけど」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ま、まあせっかくの機会なので……えへへ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……私としても、この事件は解決すべきであると……いえ、」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ぜひ、あなたたちに解決して欲しいと思っています。」
井村 山茶花:「探偵はあくまで私たち、ってわけか」肩をすくめる。
風魔悟:「俺は魔法使いなんだけどなあ。」苦笑する
井村 山茶花:「まあ、こうして人の多い場所に来たのはそのためでもあるからね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、それとは別に褒美が欲しければ言ってくださいね。叡智の女神と呼ばれたこともあるこの私です。知識に関することならそれなりのお礼はしますから。」
アレクサンドリア=ライブラリ:モグモグ頬張りながら話している。
風魔悟:「……それは、事件を解決した後に伺おうかな。」
井村 山茶花:「知識……」瞬間、頭をよぎる学校の課題。「……大丈夫、私にもプライドがあるから」
GM:そんなあたりで、情報判定いってみましょうか。
井村 山茶花:はーい!
井村 山茶花:事件について、羽石さんについての2つはどちらも確実に抜けます
GM:あ、羽石さんの項目は
GM:どっちの技能でもいいよって意味です。
井村 山茶花:あ、はーい
風魔悟:じゃあこちらはアレックスの項目をやりましょうか
風魔悟:金の力!
井村 山茶花:こちらはまずは羽石さんについて!
風魔悟:羽石さんについては任せます!
風魔悟:では技能:UGNで振ります。技能もコネもなし!
風魔悟:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

風魔悟:財産3突っ込めますか!
GM:どうぞ!
GM:じゃあ、まずはアレクサンドリア=ライブラリの項目を開示しましょう。
GM
・アレクサンドリア=ライブラリについて(1/3)
学園島に眠っていた遺産「アレクサンドリアの書殿」の化身であり、アカデミア大図書館のかつての守護者。わずかに当時の記録も残されている。アカデミア設立前に遺産は第一から第四までの図書館に分割され、4体の「娘」に受け継がれた。アカデミア創立にも関わっていたが、約10年前のアカデミア設立時に姿を消している。

風魔悟:やったぜ!財産9→6
GM:あ、あと次の項目が情報収集項目に追加されます。
GM
・アレクサンドリア=ライブラリについて(2/3) 〈情報:UGN〉 難易度:10

GM:次のシーンから調査可能になります。
井村 山茶花:難易度が上がっていく
井村 山茶花:では羽石さんについて、〈情報:噂話〉で噂好きの友人使用して調べます!
井村 山茶花:3dx+4>=4
DoubleCross : (3R10+4[10]>=4) → 7[1,2,7]+4 → 11 → 成功

GM:わお。
GM:じゃあこちらも開示。
井村 山茶花:固定値パワー!
風魔悟:つよい
GM:そうだよ固定値で難易度達成してんじゃん!
GM
・羽石夏澄について(1/2)
番長連所属の高等部1年生。学園内で起こっている「学生の体と記憶が学園を訪れる直前の状態に戻ってしまうという事件」の調査を行っていた。どうやら事件の真相を掴んでいたらしい。

井村 山茶花:真相!
GM:まあ難易度4なのでこの程度なのじゃ
GM:また、次の項目が情報収集項目に追加されます。
GM
・羽石夏澄について(2/2) 〈情報:アカデミア〉 難易度:9

GM:このシーンで調べられるのはここまでですね。
GM:情報を集めたロールなどあればどうぞ。
風魔悟:「……なるほどなぁ。10年ぶりの学園島か。」財産3点分の露店の食べ物をアレックスに奢りながら。
アレクサンドリア=ライブラリ:「そうそう!学園の設立には協力してたんだけどさあ!ほら私って遺産パワーってやつ?それがすごいじゃない?」 上機嫌だ
井村 山茶花:「(ちょろい……)」
アレクサンドリア=ライブラリ:「霧谷とかクライン様にもねー、手伝うようお願いされたもんだから協力してたんだー。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「でも肝心の完成した学園は見れなかったわけじゃない?だから色々見て回りたくって……」 ペラペラ口を滑らせている。
風魔悟:「………ええと。なんかすごい単語が色々と聞こえてきたような気がするが、」
風魔悟:「なるほど、女神様を自称するのにはそれだけの実績があったわけだ。」
井村 山茶花:「……それで、10年間どこで何をしてたの?」当然の疑問を口にする。
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ」
井村 山茶花:「えっ」
風魔悟:「……それもまた、『語る時ではない』か?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あれ、10年間この学園にいなかったなんて私……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……言った。言っちゃってた!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あー、えっと……10年間……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「寝てた?みたいな?」
アレクサンドリア=ライブラリ:眼を逸らす
風魔悟:「………。」フォローも無意味か、と言うように顔を覆う。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……コホン。」
井村 山茶花:「……もう少し口の滑りをよくする必要がありそうだね」小声でつぶやいて、自分の財布の中を覗く。
井村 山茶花:「……きびしい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ、よく分かりましたね。風魔さん。そうです。まだ語るときではありません……」 慈愛に満ちた顔でゆっくりと語る。
井村 山茶花:「今更それやるの……!?」
井村 山茶花:「……ええと、とりあえず」こめかみに指を当てて頭を振る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ、その……そう、段階です。その前に説明するべきことがあるのは確かなので。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「もうちょっとだけ、学園を楽しませてください。見たかったというのは本当なんです。」
井村 山茶花:「こっちの調査の話をすると、夏澄が事件について何か掴んでたのは間違いなさそう」
風魔悟:「羽石は何か掴んでいたのか・・・・・。」
風魔悟:「あぁ、まあここで女神様の口の滑りをよくするのも一つの手だが…」
風魔悟:「本来は観光案内の対価に情報を教えてもらう契約というか、約束だ。」
井村 山茶花:「『やっと戦える』『早くやっちゃおう』なんて物騒なことを言いながらどこかに向かっていったのが目撃されてる」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ、そんな子だったの!?」
井村 山茶花:「番長連でも指折りの武闘派。趣味はかわいらしいけどね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええー……!?確かに井村さんはさっき、喧嘩が強いって言ってたけど……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……そっか、そんなに変わった……変われたんだ。」 妙に嬉しそう
井村 山茶花:「本当にね。今の様子と比べると、ずいぶん……」
風魔悟:嬉しそうなアレックスを横目で見る「……もうしばらく、女神様のエスコートを続けようか。」
井村 山茶花:「……そうだね。私たちがどんな生活を送ってるか、創立の功労者に見せてあげないと」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えへへ……やっぱり嬉しいよね。私が頑張った意味があったっていうか……あっ!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「過去があるから未来がある、というわけですね……」 眼を細めて遠くの空をみつめ、微笑みながらゆっくり言い直す。
風魔悟:「……引用元。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「うっ、引用元は風魔さんです……。」
風魔悟:くつくつと笑う「いや、女神様を弄ぶのはやめておこう。権利は譲渡するよ。自由に使っていい。」
風魔悟:アレックスの手を取る。今度は振りほどいたりしない。「さ、ここからは人通りが多い。はぐれたりしないようにな。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……ふふふ、それではエスコートをお願いしましょうか。魔法使いさん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「かぼちゃの馬車もあったらもっと素敵なんですけど。」
井村 山茶花:「未来。……未来ね」そんな二人から少し離れてついていく。
風魔悟:「あなたはドレスもガラスの靴もなくとも十分に綺麗ですよ、女神様。」
井村 山茶花:あの子は自由な現在を手に入れた。私はどうだろう。このアカデミアに来てからの変化は、私にとってどうだった?
井村 山茶花:あの子にはまだここでの未来がある。私はどうだろう。もう、学園生活のほとんどを費やして、過去にしてしまったのに。
井村 山茶花:過去があるから未来があるというなら、私のこれからーーあと僅かの学園生活は、もう決まったようなものだろう。
井村 山茶花:ぼんやりと、そんなことを思いながら歩く。ほとんど意識せず自動的に足を動かしている。
風魔悟:離れて歩く井村さんに気付く「どうした?井村もエスコートが必要か?」
井村 山茶花:はっとして顔を上げ、苦笑する。「やだな。迷うほど長い道でもないよ」
井村 山茶花:「風魔は女神様に専念して。私は一人で大丈夫だからさ」
風魔悟:「……何かあったら聞くぜ?俺も井村に色々聞いてもらったしな。」
井村 山茶花:「別に……」断りかけて、言いよどむ。『別に大丈夫』なんて言えないことは、最近嫌という程思い知っている。
井村 山茶花:「……そうだね、あとで。ゆっくり話せるときにでも」
風魔悟:「わかった。話せるときにな。」
風魔悟:「その時は口の滑りやすくなる魔法を掛けてやろう。俺の予算の範囲内で。」
風魔悟:微笑んで進み始める。
GM:……という感じで、このシーンは終了かな。
GM:ロイスや購入などあればどうぞ。
井村 山茶花:アレックス/協力者/有為:○/呆れ/ロイス 取得します!
風魔悟:井村さんにロイスを
風魔悟:真夜中のお嬢様/井村山茶花/○信頼/隔意/ロイス
風魔悟:購入はスペリオル!
風魔悟:2dx+3>=15
DoubleCross : (2R10+3[10]>=15) → 10[5,10]+3[3]+3 → 16 → 成功

風魔悟:買えた!飲みます!
GM:スペリおった!
井村 山茶花:購入どうしよう
井村 山茶花:Rメン買っておこう
井村 山茶花:1dx+1>=5
DoubleCross : (1R10+1[10]>=5) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

井村 山茶花:か、買えない……私はカップ麺さえも……
井村 山茶花:以上!
GM:----
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
GM:点呼開始!
風魔悟:準備完了!(1/3)
羽石夏澄:準備完了!(2/3)
井村 山茶花:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:----

【ミドルフェイズ:シーン7】

GM:引き続き情報収集フェイズですね。
GM:えーっと、項目を再確認しましょう。
GM
・学園島で起こっている事件について(1/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:5
・羽石夏澄について(2/2) 〈情報:アカデミア〉 難易度:9
・アレクサンドリア=ライブラリについて(2/3) 〈情報:UGN〉 難易度:10

GM:この3つが調べられます。
風魔悟:やるぜやるぜー
GM:シーンプレイヤーは風魔さん。
GM:他登場自由です。
井村 山茶花:1d10+51 出ます!
DoubleCross : (1D10+51) → 6[6]+51 → 57

風魔悟:出ます
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:46->49)
羽石夏澄:まだ様子見します
羽石夏澄:情報の空き具合次第!
風魔悟:あ、井村さんスペリオルの効果
井村 山茶花:あっ
井村 山茶花:-1して56!
GM:----
GM:アカデミア空港。
GM:君たちはアレックスを案内して空港までやってきました。セスナや旅客機などが離着陸している。
井村 山茶花:「普段は意識しないけど、こうして見ると人も物もずいぶん出入りしてるね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「おお……!」 窓に両手をつき、離陸して飛んでいく旅客機を見ている。
風魔悟:「空を飛ぶ魔法は知っているだろうが、空を飛ぶ科学は初めてか、女神様?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「むっ。は、初めてではありませんよ?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「個人用のセスナでしたら学園ができる前のこの島にも何度か来ていました。物資は主に船でしたが……」
風魔悟:「だろうな。10年前は確かにいただろうし。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ただ、このような大規模な空港がこの島にできたことが感慨深かったので、つい。ふふっ。」 上品に笑う。
アレクサンドリア=ライブラリ:そして手に持った肉まんを頬張る。
風魔悟:「最近はこっちで来る生徒も多い。船だと船酔いする生徒もいるからな。」
風魔悟:「今じゃ学園島のもう一つの玄関口になってる。」
GM:空港名物とかかれた肉まんの広告が貼られている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「はふっ、なるふぉろ。ふぉふぃふぁふぁふふぁふぁ。」 もぐもぐ
井村 山茶花:「落ち着いて、口はひとつしかないんだから」
井村 山茶花:「それにしても……10年もあると、本当に何もかもが変わるんだね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「はふはふ……ゴクン、これは失礼しました。この肉まんという食べ物が重いのほか熱く、お見苦しいところを。」
井村 山茶花:「それも10年前にはなかったもの、か」くすりと笑う。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ!あっちのジャンボシュウマイとやらも興味深くない!?」
アレクサンドリア=ライブラリ:フラフラと別の店に吸い寄せられていく。
井村 山茶花:「あ、それは覚悟がいるよ。本当に巨大だから……」
井村 山茶花:とか言いつつアレックスの観光に付き合います。なんだかんだで楽しんでいる。
風魔悟:「あと服がシュウマイ臭くなるぞ。加熱式だからな。」
風魔悟:アレックスにナフキンを渡しながら、横を歩く
GM:では、この辺で情報収集判定にしましょうか。
風魔悟:はい!
風魔悟:では財産のある私がアレックスさんの情報をやりましょうか
井村 山茶花:任せます!頼ります!
風魔悟:・アレクサンドリア=ライブラリについて(2/3) 〈情報:UGN〉 難易度:10 をやります。
GM:どうぞ!
風魔悟:情報:UGN、コネ技能なし!
風魔悟:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[5,10]+6[6] → 16

風魔悟:出来た!
GM:ゲェッ!
井村 山茶花:さすが!
GM:では、開示しますね。
GM
・アレクサンドリア=ライブラリについて(2/3)
アカデミアが設立するよりも以前に、アレクサンドリア=ライブラリは自分の力を継がせるための分霊としてフォース=ライブラリたち4姉妹を産み出した。
そのフォースが何らかの力により「学園を訪れる直前の状態に戻された」結果、アレクサンドリア=ライブラリの姿と人格が顕現している。それが現在学園にいるアレクサンドリア=ライブラリの正体である。

GM:また、以下の情報項目が調べられるようになります。
GM
・アレクサンドリア=ライブラリについて(3/3) 〈情報:UGN〉 難易度:8

風魔悟:やった!
井村 山茶花:こっちは羽石さんについて2を調べてみます
井村 山茶花:羽石夏澄について(2/2) 〈情報:アカデミア〉 難易度:9
井村 山茶花:コネ:学園通の友人を使用して
井村 山茶花:3dx+4>=9
DoubleCross : (3R10+4[10]>=9) → 9[5,8,9]+4 → 13 → 成功

GM:強い……
GM:では、こちらも開示。
井村 山茶花:ふふふ!
GM
・羽石夏澄について(2/2)
今の羽石さん自身は覚えていないが、閉鎖中のアカデミア第四図書館に向かっていた姿が目撃されている。

GM:以上です。この情報が開示されたことで増える情報項目はありません。
井村 山茶花:フォーちゃん図書館がカギ……
風魔悟:ネクストフォーチャンズヒント!図書館!
GM:では、このシーンで調べられる項目はここまでかな。
GM:情報を集めたりゲットしたりしたロールがあればどうぞ。
井村 山茶花:それでは観光の最中にスマホが鳴って、ひみつの番長ネットワークから情報がもたらされます。
井村 山茶花:「……第四図書館、か」ちょいちょい、と風魔くんをつついて、スマホに表示された情報を見せる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「?」
風魔悟:「ん……。」画面を覗き込む。「そうか…第四図書館。」
風魔悟:「………。」顎に手を当てて考え込む。
アレクサンドリア=ライブラリ:「図書館がどうかしましたか?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「第四……というと、ああ、フォース……フォーちゃんの。」
井村 山茶花:「ああ……こっちの調査で、少し」どう話したものか悩んで言葉を濁す。
井村 山茶花:「風魔、どうしたの?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あの……さ、第四図書館に踏み込むのは、もうちょっと待ってもらってもいいかな。」
風魔悟:「それは、アレックスが『巻き戻されたフォース』だからか?」
アレクサンドリア=ライブラリ:気まずそうに何というか考え込んでいる様子だったが、
アレクサンドリア=ライブラリ:「……へえ……!」 驚いた顔。
アレクサンドリア=ライブラリ:「正解です、その通りです風魔さん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そうです。私の娘、フォーの……フォース=ライブラリの所在であれば、心配はいりません。」 自分の胸に手を当てる。
アレクサンドリア=ライブラリ:寂しがっているような、怒っているような、複雑な表情で胸に置いた自分の手を見つめている。
井村 山茶花:「……えっと、ああ、そうか。レネゲイドビーイングの"母親"って、そういうこと」
風魔悟:「そう。分霊。アレックスが女神であるとするならば、その子供は純粋な子供ではなく、アレックスの分身でもある。」
風魔悟:「勧請と言うんだが、同系統の神をまつる他の神社に御霊を分け、移したんだろう。」
風魔悟:「もう一つ、巻き戻された羽石と失踪したフォースの接点は、第四図書館だ。」
風魔悟:「以上の事から、巻き戻ったフォースがアレックス…母の姿を取るということが推測できる。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……羽石さんが私たちの問題に巻き込まれたのも、裏が取れたようですね。」 申し訳なさそうに井村さんへ笑いかける。
井村 山茶花:「うん……いや、ちょっと待って。巻き込まれた?」眉間にしわを寄せる。
井村 山茶花:「アレックス……フォース? ええと、とにかく。きみはただ一連の事件の被害者の一人、っていうわけじゃないの?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……今の私は、娘であるフォーが巻き戻された状態です。確かに被害者であるのは事実でしょう。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「しかし、この巻き戻す力に……私は心当たりがあるのです。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 周囲を見渡す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「場所を変えましょうか。羽石さんも呼びましょう。」
風魔悟:「了解だ。………悪いな、観光中に。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ。観光も続けますよ?だってそうしないと、私がここに来た意味が……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、違う」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そう言い方は良くないよね……うん。コホン。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……私がこの学園を楽しめば、私がここに来た意味が生まれますから。」 にこっと風魔さんに笑いかける
風魔悟:「ええ、どこへでもエスコートしましょう。女神様。」
風魔悟:「……。」寂しげなアレックスの表情を思い返す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ありがとう、魔法使いさん。」
風魔悟:「過去があるから未来がある。羽石にも言ったことだが、俺は今のアレックスも否定するつもりもない。」
風魔悟:「アレックスがこの学園を創った一人なら、俺はあんたに感謝してもし切れないしな。」
風魔悟:「……これはある女神様の受け売りだ。」微笑みを返す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あはは……ずるいですね、風魔さんは。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「なんかこう……こっちのことを全部お見通しみたいな雰囲気出してきて、優しい言葉かけて……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ね?井村さんもそう思わない?」
井村 山茶花:「……本当にね。誰にでもこうなんだから」髪をかき上げてため息をつく。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふっ、まあ、お言葉に甘えて。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「もうしばらくは風魔さんに感謝を態度で示してもらいますね。」
風魔悟:「うーん、藪蛇だったか?」苦笑。
井村 山茶花:「いつか刺されても知らないから」
風魔悟:「……いつにも増して手厳しいのはなんでだ?」井村さんに
井村 山茶花:「当ててみたら? 魔法使いさん」肩をすくめる。
風魔悟:「…………。」しばらく考え込み「参ったな、魔法の修行が足りんらしい。宿題にしてくれ。」
GM:では、このシーンはここまでで。
GM:ロイスや購入などあればどうぞ。
風魔悟:購入!うーん、何買おうかな…
井村 山茶花:ロイスはこのまま!購入は……Rメンかなぁ。何も買える気がしない。
井村 山茶花:1dx+1>=5
DoubleCross : (1R10+1[10]>=5) → 10[10]+7[7]+1 → 18 → 成功

井村 山茶花:!?
風魔悟:つよい
井村 山茶花:空港限定Rメンが買えた
風魔悟:うーん、応急手当!
風魔悟:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 10[8,10]+2[2]+3 → 15 → 成功

風魔悟:買えた!持っておきます・
風魔悟:ロイスは保留で、以上ですね。
GM:空港限定Rメン、うどんっぽい
GM:ではシーン終了。
GM:----

【ミドルフェイズ:シーン8】

GM:情報収集項目をまた確認しておきます。
GM
・学園島で起こっている事件について(1/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:5
・アレクサンドリア=ライブラリについて(3/3) 〈情報:UGN〉 難易度:8

GM:では、次は羽石さんがシーンプレイヤーで。
羽石夏澄:はーい
GM:他も登場自由です。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:67->70)
羽石夏澄:よし!
風魔悟:出ます!
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+8(1d10-1->9-1)した(侵蝕率:49->57)
井村 山茶花:出ます!
井村 山茶花:1d10+56-1
DoubleCross : (1D10+56-1) → 2[2]+56-1 → 57

GM:----
GM:アカデミア港。
GM:巨大な豪華客船が停泊しているほか、連絡船も数隻停泊中だ。
GM:沖では今日も巨大なイカがビームを放っているのが見えるかもしれない。
羽石夏澄:消耗が激しかったので部屋で休んでいたが、港に行くと聞いてついて来たよ。
アレクサンドリア=ライブラリ:潮風を受け、眼を細めて海を見ている。髪を上品な仕草でかき上げる。
風魔悟:「体調は大丈夫か、羽石。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「海は……変わらないですね。」
井村 山茶花:「(昔からいたのかな、ビームイカ……)」
羽石夏澄:「あ、は、はい。その……しっかり、休みましたから……」
羽石夏澄:きょろきょろと港を見回している。
アレクサンドリア=ライブラリ:「イ、イカについて言及したわけじゃないよ!?」 何かを感じ取って井村さんに弁明している。
羽石夏澄:海から見るのとではやはり違うが、おそらくここで、自分は降り立ったのだろう。
風魔悟:「今も変わらず、ここはアカデミアの正面玄関だ。だいたいの生徒はここで初めてアカデミアに触れるだろうな。」
羽石夏澄:つい先ほどまでこの海の上にいたのに、それはもう数年前の事だと言う。途方も無いことに思えた。
羽石夏澄:「……さっきまで、船の中にいました」
羽石夏澄:「船室から、ちらりと島を見ましたけど……この辺り、だったんですね……」
風魔悟:「……ああ。」(さっきまで、か……。)
井村 山茶花:「……不思議な感覚。SFでならよくあることだけど」
井村 山茶花:「夏澄がここを覗いたとき、私は何をしてたんだろうね」
羽石夏澄:「……そっか。あの窓の向こうの島に、先輩もいたんですね」
井村 山茶花:「たぶん、現在(いま)の夏澄と同い歳ぐらいの私が、ね」
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:「現在の私って、どこに行っちゃったんでしょうね」
羽石夏澄:「今は、世界のどこにもいないわけじゃないですか」
羽石夏澄:世界の果てまで行っても。『世界』を小さく包んだって。
羽石夏澄:行き止まりにもいない私は、どこにいるんだろう。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 羽石さんに何か声をかけようと手を伸ばして、
アレクサンドリア=ライブラリ:引っ込める。何かを考え込んでいる。
風魔悟:「…………繋がっているんだと思う。」
風魔悟:「どこにもいないんじゃなくて、繋がった糸が見えないだけだ。俺は…そう思う。」
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんの言葉で考え込むのをやめた。羽石さんに視線を移し、笑う。
羽石夏澄:「…………」目を瞬かせる。すぐにはよくわからなかった、けど。
羽石夏澄:「不思議です。……多分、今までいた所のひとたちは、そういうこと言わなかったと思います」
羽石夏澄:私から、繋がってる糸がある、なんて。きっとありえない、と笑われただろう。
風魔悟:「怖くなったら、俺が手を伸ばすから。繋がっている糸を引っ張って、見つけるから。」
風魔悟:「見えないものを見て、掴みえないものを掴む。魔法使いってのはそういう職業だからな。」
風魔悟:海を見ながら呟く。
羽石夏澄:「えっ……えっ、えっ」
羽石夏澄:顔を赤くする。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……あれっ?」 羽石さんが顔を赤くしたのを見て、反応している。
井村 山茶花:何も言わず、深々とため息をつく。
羽石夏澄:「そ、そんな……あわわ、わ、わ」
羽石夏澄:そうしたあと、ブンブンと首を振って、表情を消す。
アレクサンドリア=ライブラリ:ため息をついて笑って、愉快そうに井村さんの肩に手を置く。
風魔悟:「……悪い、また体調が悪くなったか?」
羽石夏澄:「……そんなこと、してもらうのは悪いです」
井村 山茶花:「……分かったでしょ」むっとした顔でアレックスに言う。
アレクサンドリア=ライブラリ:「はは、まあ私は3児の母ですから。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、今は4児か。」
羽石夏澄:「私、『わるいこ』ですから。……だから、手を伸ばすなら……現在の私に、してあげてください」
羽石夏澄:しばらく忘れていた恐怖が足元から這い上がって来る。
羽石夏澄:いつかは全部、なくなってしまう。そんな思いにとらわれる。
風魔悟:「………。」青ざめた顔になっている羽石さんを見る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ドキッとしたのは確かだけ……ど……」 井村さんに話しかけたところで、羽石さんの様子に気付いて言葉を止める。
風魔悟:「井村、どこか休める場所あるか?」
風魔悟:アレックスにも「ちょっと、冷たい飲み物でも飲もうか。」と声を掛ける。
井村 山茶花:「このあたりならフェリーの待合所。自販機ぐらいしかないけど」
井村 山茶花:答えながら、羽石さんの手を取る。
羽石夏澄:ビクッと体を震わせるが、そのままきゅっと手を握る。
風魔悟:「……悪い。俺のせい、かな。」井村さんに羽石さんを任せながら
井村 山茶花:「過去があるから未来がある、って言われたでしょ」
井村 山茶花:「今の夏澄がいるから、未来の夏澄もアカデミアにいられる。だったら私がきみに手を伸ばさない理由はないよ」
羽石夏澄:「……」微かに、頭が揺れる。頷いたかどうかは定かでは無い。
羽石夏澄:手をきつく握る。それでもその目は、ここではないどこかへと彷徨っている。
井村 山茶花:「……行こうか。日に当たりすぎるのもよくないし」その手を引いて待合所に向かう。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 待合所に向かう3人を、見つめている。
風魔悟:「ああ。ジュースを買ってくる。」
風魔悟:こちらは自販機へ。
羽石夏澄:そのまま手を引かれて行く。
羽石夏澄:変わった。変われた……それを、さっきまでは喜んでいたけれど、
羽石夏澄:本当に、それで良かったんだろうか。私は……『私』は、
羽石夏澄:大きな過ちを犯しているのでは、ないだろうか……?
羽石夏澄:小さく、その肩は震えている。虚無が身の回りに迫っているような恐怖を感じながら。
アレクサンドリア=ライブラリ:3人が待合室へ向かって、1人残されている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……自分が変われるって、すごいワクワクするけど。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ、そういう気持ちにもなる、か……」
アレクサンドリア=ライブラリ:独り言を呟き、3人の方へ向かう。
GM:----
GM:ところでこのシーンは情報収集シーンです。
羽石夏澄:そうだった!
風魔悟:そうなのだ…
GM:こう……流れもあるが、情報収集判定もすると、いい!
井村 山茶花:そうとは……
井村 山茶花:あ、それじゃあ起こっている事件についてをやりたいです!
風魔悟:よし!やるぞ!
羽石夏澄:お願いします!
井村 山茶花:○学園島で起こっている事件について(1/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:5
風魔悟:アレクサンドリア=ライブラリについて(3/3) 〈情報:UGN〉 難易度:8 をやります
風魔悟:コネ、技能無し。
風魔悟:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[3,7] → 7

風魔悟:財産1投入したいです!
GM:どうぞ!
GM:ではアレックスの情報開示
風魔悟:財産6→5 ありがとうございます!
井村 山茶花:一応学園通の友人使って、振ります!
井村 山茶花:3dx+4>=5
DoubleCross : (3R10+4[10]>=5) → 8[1,2,8]+4 → 12 → 成功

GM
・アレクサンドリア=ライブラリについて(3/3)
アレクサンドリア=ライブラリが4人の娘を産んで力を継がせたのは、十数年前のある事件で力を酷使し、《ヒューマンズネイバー》の維持が困難となったためである。本来のアレクサンドリア=ライブラリの《ヒューマンズネイバー》体は4人目の分霊であるフォース=ライブラリを産み出した後、アカデミア設立前に消滅している。
なお、フォースも母親のことについて調べていたが、自分が産まれたことが原因でアレクサンドリア=ライブラリが消滅したと思い込んでいたようだ。

GM:あ、学園島の事件の方も開示しましょう。
GM
・学園島で起こっている事件について(1/3)
数人の学生が、学園を訪れる直前の状態に戻ってしまう事件が連続で起こっている。記憶だけでなく、肉体やレネゲイド能力までもが当時の状態に巻き戻っていることが確認されており、自然治癒例は今のところない。

GM:この項目が開示されたことにより、新たな情報収集項目が調べられるようになりました。
GM
・学園島で起こっている事件について(2/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:10

羽石夏澄:よし、やりましょう
羽石夏澄:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 7[2,3,3,7]+1 → 8 → 失敗

羽石夏澄:びえー
羽石夏澄:財産もない!ごめんなさい!失敗!
GM:では、このシーンで調べられるのはここまで。
GM:開示された情報もふまえて、まだシーンを続けましょうかね。
GM:----
GM:待合室。風魔さんと井村さんが倒れた羽石さんの看病をしています。
アレクサンドリア=ライブラリ:遅れて入ってくる。静かに、遠巻きにその様子を見ている。
羽石夏澄:横になって苦しげに息を吐いています。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 眼を細めている。
井村 山茶花:「全然知らなかったな、夏澄のこと」
風魔悟:「…俺も。てっきり最初っからああいう性格なのかと。」
井村 山茶花:「そうだね。全然知らずに、見えるものだけで分かった気になってた」
風魔悟:「誰しも何かを心に抱えているのは同じか。」振り返る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「!」
風魔悟:「ちょっと離れてもいいか?」
風魔悟:井村さんに
井村 山茶花:「ああ、こっちは任せて」
風魔悟:アレックスにジュースを渡して、付いてくるように促す。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 羽石さんの方を見て一瞬迷うが、おとなしくついていく。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……羽石さんにも、この学園を今、楽しんでもらいたかったですね。」 寂しそうに笑う。
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんに後ろから話しかけている。
風魔悟:「ああ。……楽しいところになっただろ?」
風魔悟:ジュースの缶を開けて、待合所のデッキに出る。頬を海風が撫でる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ、もちろん!私が頑張りに頑張った結晶ですからね。もちろん知ってはいましたがこうして今日実際に体感して……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……体感して、楽しめたよ。フォーも私に体を貸した甲斐があったって喜ぶよ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……だからさ、風魔さん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォーがもし……なんかゴネたら、言ってやってくれないかな。私はこの学園の観光、楽しんでたよって。」
風魔悟:「………アカデミアには第一から第四の大図書館がある。いずれもアレックスの分霊が移された分社だ。」
風魔悟:「けど、その肝心のアレックスがいるべき本社がない。」
風魔悟:「つまり……。」アレックスに視線をやる
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 諦めたように、黙る。申し訳なさそうに笑う。
風魔悟:「………それでも、俺の考えは変わらない。」
風魔悟:「アレックスが消滅した存在だとしても、手を伸ばす。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ。本当にありがとう。魔法使いさん。」 手を差し出す。
風魔悟:先ほどの会話では見せなかった、思いつめた表情だ。
風魔悟:伸ばされた手を見て、一瞬息をのむ。が、ゆっくりと手を伸ばし…
風魔悟:割れ物にでも触るかのような慎重さで手を重ねる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「かぼちゃの馬車はなくても……お姫様になった気分です。悪くありませんね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:冗談めかした口調。
風魔悟:「………気を悪くしたら、本当にごめん。」
風魔悟:「手を伸ばされるのはどうしても慣れないんだ。」
風魔悟:「手を伸ばすのは最近ようやく慣れたけど。」
風魔悟:「最初に会ったとき手を取ってくれて、驚いたけどすごく嬉しかった。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「む……あれは、そこまで深い意味は……」
アレクサンドリア=ライブラリ:嬉しかったと言われてあからさまに照れている。
風魔悟:「……。」ジュースを飲み干す。
風魔悟:「俺の力は、」空になったスチール缶を握りつぶす。
風魔悟:手を開く。掌の上にあるのは十円玉ほどになった鋼の塊。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ほら、結局裾を掴んじゃっ……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あら。」
アレクサンドリア=ライブラリ:眼をパチパチ、と瞬かせる。
風魔悟:「こういう力だ。昔はこの力に気付かなかったから、普通の人と同じように暮らしてた。」
風魔悟:「普通の人と同じように、友達とじゃれ合ったり、両親と抱き合ったりしてるうちに、」
風魔悟:「俺に手を伸ばす人は、誰もいなくなった。」
風魔悟:「………辛いんだ。誰からも手を伸ばされないってのは。本当に辛い。」
風魔悟:「だから、俺は手を伸ばすようにした。俺に手を伸ばす人はいなくても、誰かが俺のような思いをしなくて済むように。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……大丈夫だよ。」
風魔悟:「……?」アレックスに向き直る
アレクサンドリア=ライブラリ:「人とオーヴァードが手を取り合い、共存する。最先端の学園都市。」 すらすらと宣伝のような文句を述べる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「それがここ、オーヴァードアカデミア。私が夢見た、最高の場所だもん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……この学園は……辿り着けたんだと、思うよ。風魔さんを見てるとね。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私が見たかった学園が見れた。そういう意味で、風魔さんは今日一番の見所でした。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えへへ。だから、大丈夫。」
風魔悟:「…そうかな。」自信なさげに返す。いつもの威勢のよさは感じられない。「そうだったら、嬉しい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そうだよ。」 笑う。少し、涙声になっている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ……コホン。アレクサンドリア=ライブラリが認めましょう。風魔悟は、私の理想の学園を体現していた……と。」
風魔悟:「………この魔法使いめにそのようなお言葉、まさに望外の至りです。」
風魔悟:「ありがとうございます、女神様。」
アレクサンドリア=ライブラリ:柔らかく微笑み、風魔さんの頭を優しく撫でる。
風魔悟:少しだけ目を瞠り、やがて柔らかい笑みを浮かべる。
風魔悟:いつものような不敵な笑みではなく、年相応の少年の顔だ。
GM:----
GM:おっと、シーンを切る前に
GM:ロイスや購入などどうぞ。
羽石夏澄:メイド服を変わらず狙います。
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 7[3,5,5,7] → 7 → 失敗

羽石夏澄:以上です。
風魔悟:メイド服!
風魔悟:2dx+3>=20
DoubleCross : (2R10+3[10]>=20) → 6[1,6]+3 → 9 → 失敗

風魔悟:無理だった!ロイス保留で以上です!
井村 山茶花:ロイスなし、購入メイド服!
井村 山茶花:1dx+1>=20
DoubleCross : (1R10+1[10]>=20) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

井村 山茶花:全然だめ!以上!
GM:----
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:点呼開始!
風魔悟:準備完了!(1/3)
井村 山茶花:準備完了!(2/3)
羽石夏澄:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:----

【ミドルフェイズ:シーン9】

GM:情報収集シーンですね、引き続き。
GM:シーンプレイヤーは井村さん。
GM:他2人も登場自由です。
GM:おっと、情報項目を張りますね。
GM
・学園島で起こっている事件について(2/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:10

井村 山茶花:1d10+56-1
DoubleCross : (1D10+56-1) → 4[4]+56-1 → 59

風魔悟:出ます!
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:57->60)
羽石夏澄:すみません一旦様子見で!
GM:----
GM:えーっと、場所はどうしましょうか。引き続き港でもいいし、ひとまず春風寮に戻ってきて談話室とかでもいいですが。
風魔悟:談話室とかどうでしょう
井村 山茶花:量の方かなぁ、羽石さんを休ませたいし
井村 山茶花:寮!
GM:じゃあ寮!
GM:----
羽石夏澄:スヤスヤしてるので必要とあらば起きられる!
GM:春風寮・談話室
井村 山茶花:「観光を続ける、って状況でもなくなってきたかな」腕組みをして立っている。
井村 山茶花:「まあ、もともと事件の最中ではあったけど……それともアレックス、まだ見ておきたいところがある?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ううん、観光はもう十分堪能させてもらいました。」 ソファの背にもたれて座っている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あとはまあ、やり残したことがなければ第四図書館に向かうんだけど……」 チラ、と女子寮の方に眼を向ける。
風魔悟:「やり残したことね…。」
井村 山茶花:「夏澄は……どうかな。今の状態のあの子のことは、正直言って何も知らないから」
井村 山茶花:「戻りたくない、とは思っていないはずだけど」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……ちょっと心配だけど、事件を解決しちゃえば何とかなる、って考え方もないわけじゃないと思うよ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:あまり納得がいっていないように、困った顔で笑いながら言う。
井村 山茶花:「……アレックス」眉をひそめて、神妙な声音で問いかける。
井村 山茶花:「事件を解決して、精神も身体も元に戻ったら……今のきみや、夏澄はどうなるの?」
風魔悟:「………。」アレックスを見る。
井村 山茶花:「10年前のアレックスは、確かにフォースに受け継がれたのかもしれないけど、それを呼び戻した今のきみからつながる糸は……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……どうかな。私は……ちょっと特殊だから。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォーちゃんは今、アレクサンドリアの書殿全体の化身としての意識……つまり私だね。それを引き出してる。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……娘たちに力を分けたときに使った方法はね、元々は友達が探しだしてきてくれたんだ。」
井村 山茶花:「……」静かに言葉を聞いている。
アレクサンドリア=ライブラリ:遠い目をしながら、話を続ける。
アレクサンドリア=ライブラリ:「力を使い果たしてから、だんだん体の維持ができなくなってた私を、復活させるために……探し出したんだって。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……それが、フォーちゃんたちの起源。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「自分を生まれ変わらせて、記憶を引き継げるくらい力をつけたら、乗っ取って復活する、ひっどいおまじない。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……悪い母親でしょ?」
井村 山茶花:「……分からない」
井村 山茶花:視線は合わせず、言葉だけを返す。「レネゲイドビーイングの親子がどういうものか、私には分からないから」
井村 山茶花:「だけど」
井村 山茶花:「……それを悪いことだと思ってるんなら、そんなアレックスが悪い人とは思えないな」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……私はね、」
アレクサンドリア=ライブラリ:「人間になりたかったんだ。普通の……人間の女の子ってやつになってみたかった。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「だったら、そんなやり方で復活するより、娘に跡を継がせるほうが……それっぽいじゃない?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……話は逸れちゃったけど、とにかく。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォーちゃんが元に戻っても、フォーちゃんにその気があれば私の記憶を引き出すことはできちゃうんだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……元々が、そういう術式だから。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「だから、説得しないと。」
風魔悟:「……しなきゃいけないことは分かった。」
風魔悟:「第四図書館に行こう。羽石にも一応話を通そうか。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 考え込む。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ひとつ、気になることがあるんだ。」
井村 山茶花:「……?」
風魔悟:「何だ?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォーって、まだ10歳なんでしょ?ひとりで私の記憶を呼び出せる……私になれるくらいまで、成長してるとは思えないんだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「だから、私の時間が……羽石さんの時間もか。それが巻き戻されてる原因は、他にあるか、もしくは……」
GM:……と、アレックスが疑問を出したところで、
GM:情報収集判定をしましょうか。
風魔悟:やりましょう!
井村 山茶花:やってやるです!
風魔悟:情報:アカデミアならコネがあるので4dx+2で振れます
風魔悟:あ、侵蝕ボーナス足して5dx+2ですね
井村 山茶花:こちらは3dx+4で振れます
井村 山茶花:ただ、財産がないのであれですね
風魔悟:じゃあ追加情報を待って振りますね
井村 山茶花:ありがたい!
井村 山茶花:というわけで、学園島で起こっている事件について(2/3)振ります!
GM:フハハこい!
井村 山茶花:3dx+4>=10 コネ使用でうりゃー!
DoubleCross : (3R10+4[10]>=10) → 10[6,7,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

井村 山茶花:回った
GM:回った!
GM:では、井村さんのスーパーコネちからにより、情報が開示されます。
GM
・学園島で起こっている事件について(2/3)
学園を訪れる直前の状態に戻ってしまう現象は、「アレクサンドリアの書殿」と呼ばれる遺産の力の一端である。遺産の力で過去の情報を参照し、再現しているようだ。
学園に4つ存在するアカデミア大図書館の守護者全員が力を合わせるか、1人で制御できる程に成長して力をつけない限り遺産本来の力は発揮できないはずだが、現在はフォース=ライブラリの力がディオゲネスクラブの仮面によって増強したために単独で実現できてしまっている。

風魔悟:追加情報があれば振りますよー!
GM:あ、追加情報、ある……!忘れてた。
GM:なぜバレたんだろう……ふしぎ…
井村 山茶花:以心伝心的な
GM:では、以下の情報項目を調べられるようになります。
GM
・学園島で起こっている事件について(3/3) 〈情報:アカデミア〉 難易度:7

風魔悟:やりましょう!情報:アカデミア!コネ:学園通の友人使用!
風魔悟:5dx+2>=7
DoubleCross : (5R10+2[10]>=7) → 10[2,6,7,8,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

風魔悟:すごい成功!
GM:すごいクリティカルする学園通の友人が2人もいるなんて
GM:では、以下の情報が開示されます。
GM
・学園島で起こっている事件について(3/3)
ディオゲネスクラブの仮面を探し出し、破壊すればフォース=ライブラリによる「アレクサンドリアの書殿」の暴走は止まり、学園を訪れる直前の状態に戻ってしまう現象は解決する。仮面を探す必要があるようだ。

GM:以上で全情報項目が開示されました。
GM:----
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォーって、まだ10歳なんでしょ?ひとりで私を呼び出せる……私になれるくらいまで、成長してるとは思えないんだ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「だから、私の時間が……羽石さんの時間もか。それが巻き戻されてる原因は、他にあるか、もしくは……」
風魔悟:「それを可能にする力を、知っている。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「それって……えっと、どれ?」
井村 山茶花:「ああ……そうか。逆に、今まで思い至らなかったことが不思議」
井村 山茶花:「アカデミアで起きる事件はまず奴らを疑ってかかるべきなのに……そういうことでしょ、風魔」
アレクサンドリア=ライブラリ:「えっ、井村さんまで思い当たってるの?」
風魔悟:昔見た、鮮血の仮面を思い返す。あれも装着者のレネゲイドやエフェクトを高める力を持っていた。
風魔悟:「いつも種は同じだな。…下手な手品しやがる。」
風魔悟:「この10年で学園にいい変化ばかり起こったとは言えなくてな。」
風魔悟:「最近、ディオゲネスクラブという組織が暗躍している。何が目的かは分からないが、」
風魔悟:「装着者の欲望を歪めて叶える『仮面』を使って騒動を起こす困った不良どもさ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ディオゲネス……クラブ?」
風魔悟:「……『真相は答えられない』と言っていたのはこのせいだろう?」
風魔悟:「アレックスの能力は確かに答えを導き出すが、途中式を明らかにするには答えから逆算する必要がある。」
風魔悟:「フォースが自分の持つ能力以上の力を一体どこから引き出しているのか、ディオゲネスクラブ…最近の学園を知らなければ、」
風魔悟:「『答えは知っているが、答えられない』」
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんの言葉にうなずいている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……はー、なるほど。欲望を歪めて叶える仮面……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「いや、趣味悪っ……!仮面ってあたりがどっかの性悪な神みたい。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……でもなるほどね。欲望を歪める、か。」 ボフン、とソファの背もたれに寄りかかり、天井を眺める。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……確かにフォーちゃんは犯人だけど、思い詰めたわけじゃなかったってこと……かな。」
井村 山茶花:「……ふふ」アレックスの表情を見て笑いを漏らす。
井村 山茶花:「やっぱり、さ……いい母親だよ、アレックスは」
アレクサンドリア=ライブラリ:「っ……!」 顔を赤くする。
アレクサンドリア=ライブラリ:「と……とにかく!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私としては、フォーちゃんを説得して、ちょっと叱って、それで事件が解決するって思ってたんだけど!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そういうわけにはいかないということですよね?風魔さん。」
風魔悟:「そういう事だ。仮面を探さなきゃな……。」
風魔悟:「ま、何があっても俺のやることは変わらないさ。」
風魔悟:「たとえ感謝されなくても、余計なお世話でも、」
風魔悟:「時間が戻ればここでしたことは無意味だとしても、」
風魔悟:「俺は手を伸ばす。」
風魔悟:「さぁて。仮面舞踏会(マスカレード)の幕を引きに行こうか、女神様。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ。真夜中の鐘を鳴らして……舞踏会にかかった魔法を解いてあげてください。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「お姫様ではなくなるのは、名残惜しいですが。」
アレクサンドリア=ライブラリ:冗談めかして笑う。
井村 山茶花:「何があっても……誰にでも、変わらず手を伸ばす。大した魔法使いだね」
風魔悟:「誉め言葉と受け取っておくよ、真夜中のお姫様。」微笑み、歩き出す。
井村 山茶花:「……そういうところだよ」
井村 山茶花:「きみは皆の特別になるけど、誰もきみの特別な一人にはなれないんだから」独り言ちて、後ろからついていく。
GM:----
GM:では、このシーンはここで終了。
GM:ロイスや、購入をどうぞ。
風魔悟:ロイス!
風魔悟:本の女神/アレクサンドリア=ライブラリ/○尽力/不安/ロイス
井村 山茶花:アレックスへのロイスを 敬意:○/憐憫 に変更!
風魔悟:真夜中のお姫様/○友情/脅威/ロイス
井村 山茶花:購入は……何かあるかな
風魔悟:購入は…ブルーゲイルとか…?
井村 山茶花:とりあえず戦闘用きぐるみ狙っておこう
井村 山茶花:1dx+1>=14
DoubleCross : (1R10+1[10]>=14) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

井村 山茶花:きぐるめなかった!以上!
風魔悟:ワンチャンブルゲ!
風魔悟:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 7[1,4,7]+3 → 10

風魔悟:足りない!以上!
GM:----

【ミドルフェイズ:シーン10】

GM:トリガーシーン前に1シーン挟まります。
GM:シーンプレイヤーは羽石さん。
GM:登場をどうぞ。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:70->75)
GM:----
GM:場所は……自室でいいかな?
羽石夏澄:問題ないです!
GM:羽石さんは、港で倒れたのを自室まで連れてきてもらい、
GM:そこでしばらく休んでいました。
GM:窓の外で日が沈んでいくのが見えていた。もう夜だ。
GM:井村さんたちは談話室にいるらしい、ということは聞いていても聞いていなくてもいい。
羽石夏澄:暗い室内から、日が沈むのを眺めていた。
羽石夏澄:聞いていたことにしましょう。
羽石夏澄:見たことのない部屋で、見たことのない『私』の痕跡に囲まれながら、ひとり。
羽石夏澄:体を横たえながらもいつからかその目はしっかりと見開かれていた。
羽石夏澄:(みんなのところへいかないと)
羽石夏澄:(……そうかな。私がいない方が、全部スムーズに進むんじゃない?)
羽石夏澄:(井村先輩も、風魔さんも、とっても頼りになるし)
羽石夏澄:(きっと、眠ってしまえば今の私は消えてしまえる)
羽石夏澄:(きっと、そう。全部、元どおりにしてくれる)
羽石夏澄:それでも、瞼は降りない。何かに引き止められるように。
羽石夏澄:……ふと。机の上の棚に雑に並べられている本型のものに意識が行く。
羽石夏澄:なぜか目が離せずに、
羽石夏澄:やがて根負けしたようにのろのろとベッドから起き上がり、明かりをつけて机の方に向かった。
羽石夏澄:「……これ、」
羽石夏澄:並んでいたのはスクラップブック。日付は、『さっき』よりずっと未来。
羽石夏澄:多分、最近作られたものなのだろう。
羽石夏澄:おそるおそる、開いてみる。
羽石夏澄:それは雑誌の切り抜きや、あまり意味がないような半透明の飾りテープで埋め尽くされ、
羽石夏澄:その隙間に小さく日記のような呟きが書かれていた。
羽石夏澄:『今日は豪華客船でプロムがあるんだって!いけない!かなしい!ミナさんのドレス姿みたかったー!(>_<)』
羽石夏澄:ぱらり。
羽石夏澄:『キューピット事件解決!叶わなくたって幸せになる恋があったっていい、よね!』
羽石夏澄:ぱらり。
羽石夏澄:小さな写真のシールが貼ってある。少しだけ大人びた自分と、見たことのないショートカットの女の子が写っている。
羽石夏澄:『ミナちゃんとデート!マフラー気に入ってもらえて良かった☆★☆』
羽石夏澄:ぱらり。ぱらり。ぱらり。
羽石夏澄:『ロコさんはやっぱりかっこいい!SSランクすごい!一緒にいると元気が出るよー!』
羽石夏澄:『今回の事件…戦争、はたいへんだった……元のアカデミアに戻って良かったよお〜〜〜(T_T)』
羽石夏澄:『最近、なんだかずーっとぼーっとしてる。私の出る幕ないなあ。』
羽石夏澄:『もう一回あのひとと戦いたいなあ…』
羽石夏澄:どれだけ見ても、自分の先にこの景色があると思えない。そう思いながらページをめくって、
羽石夏澄:手が、止まる。
羽石夏澄:ほんの少しの装飾に、少し長めの日記。
羽石夏澄:『誰かのために力を振るっても、幸福になれるわけじゃないってわかってる。』
羽石夏澄:『かみさまなんていないのだって知ってる。こんな力だって本当はなくなればいいってずっと思ってる。』
羽石夏澄:『だけど、それでも戦いたい。前に進みたい。きっとそれで変わることだってあるから。』
羽石夏澄:『この力を必要とする人がきっといる。それがどんな形でかなんてわからない。』
羽石夏澄:『こわいのも、出口が見えないのも昔から変わらないけど』
羽石夏澄:『それでもいいんだと思う。終点がどこだっていい。この道の中で』
羽石夏澄:『ひとつひとつ、楽しいことを拾っていこう。私自身のために。』
羽石夏澄:その隣のページは打って変わって異様にハイテンションな装飾と『うあ〜〜〜(ごろごろ)』などという意味を成さぬ呟きに埋められていて、より一層そのページが異質に見えた。
羽石夏澄:恐る恐る、指で文字列をなぞる。字の癖は、あまり変わってないような気がした。
羽石夏澄:「……なんだ」
羽石夏澄:「変わったけど、変わってないじゃん」
羽石夏澄:ぽつりと落ちる言葉。寂しそうに、でもどこか嬉しそうに、微笑む。
羽石夏澄:「………どこまでできるかわからないけど」
羽石夏澄:「あなたが身につけた、その強さ、少しだけ私に貸して」
羽石夏澄:「そしたら、きっと、少しだけわかると思うから」
羽石夏澄:「…あなたに、私を返せると、思うから」
羽石夏澄:そっと、スクラップブックを閉じて元の場所に戻す。思うように収まらなくて、少し斜めになってしまう。
羽石夏澄:そして部屋の出口に向かい、部屋の中を振り向くとひとつ、お辞儀をして。
羽石夏澄:明かりを消して、部屋を出る。
羽石夏澄:鍵の閉まる、音がした。
GM:----
GM:ロイスなどあればどうぞ。
羽石夏澄:ロイス感情を変更します。学園島での自分/憧憬:○/わたし/ロイス
羽石夏澄:購入はできるのかしら
GM:あ、できます。
羽石夏澄:おお。ではラストメイド服チャレンジ。
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 9[3,7,9,9] → 9 → 失敗

羽石夏澄:ぜんぜんだめだった……
羽石夏澄:以上です。
GM:----
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
GM:点呼開始!
井村 山茶花:準備完了!(1/3)
羽石夏澄:準備完了!(2/3)
風魔悟:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:----

【ミドルフェイズ:シーン11】

GM:では、ミドル最後のシーン。
GM:春風寮を後にして、アカデミア第四図書館へと向かった……というシーンですね。
GM:----
GM:井村さんと風魔さんは登場をどうぞ。
GM:羽石さんも良いタイミングで自由に登場できます。
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:60->69)
井村 山茶花:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 7[7]+59 → 66

井村 山茶花:-1忘れてた!
井村 山茶花:正しくは65です
GM:はーい
GM:----
GM:アカデミア第四図書館前
GM:夜の図書館に君たちはやってきました。アレックスも一緒です。
GM:遠くに見えてきた第四図書館の入り口は、日中と同じように閉鎖されている。
GM:扉には相変わらず「閉館」の看板。
井村 山茶花:「主のいない図書館……どうも、いつもより大きく見えるね」
井村 山茶花:「宝探しは骨が折れそう」
風魔悟:「眠り姫を目覚めさせてやらないとな。尤も、俺は王子様じゃなく魔法使いだが。」
井村 山茶花:「王子様じゃなくてよかったね。あの子に口づけするのは、さすがに気がひけるでしょ?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「はは。まあ、フォーちゃんの体は今は私ですから、その点はセーフなんですけど。」
井村 山茶花:「……だそうだけど、いかが?」目を細めて風魔くんに問う。
風魔悟:「女神様に口づけをするのもハードルが高いな。」苦笑する
アレクサンドリア=ライブラリ:「私は高嶺の花ってやつですから。」 得意そう
アレクサンドリア=ライブラリ:「……2人とも。中に入ったら、私から離れすぎないようにお願いしますね。」
井村 山茶花:「気をつけるよ。何があるか分からないからね」表情を引き締める。
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さんが受けた巻き戻しの力は……私が防ぎます。元を辿れば私の力ですから。」
風魔悟:「了解。お側にいますよ、女神様。」拳を鳴らす。
羽石夏澄:では、その辺りで
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:75->76)
アレクサンドリア=ライブラリ:「で、仮面を見つけ出して……」
羽石夏澄:小さな足音がぱたぱたと近づいて来ます。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……むっ?」
風魔悟:「下がってな。開錠の魔法は大の得意だが、手荒くなるのが難点でね。」
風魔悟:「……おっと。」
風魔悟:「飛び入り参加かい?羽石。」
羽石夏澄:やがて、その少女は3人の前にたどり着き、膝に体重を預けて息を整える。
羽石夏澄:「………わたし、」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 羽石さんが息を整えるのを待っている
羽石夏澄:「ちゃんと、自分の手で返したいです。『私』も私なんだって、少しわかったから」
アレクサンドリア=ライブラリ:それを聞いて、嬉しそうに息を吐く。
井村 山茶花:「……その決意は頼もしいけど、危ないよ」
羽石夏澄:「………だいじょうぶ、です」
羽石夏澄:「危ないのは、黒幕さんの方ですから」
羽石夏澄:少し寂しげに微笑む。
井村 山茶花:「……」眉をひそめてその表情を観察する。エフェクトで探りを入れはしないが……
井村 山茶花:「そうか。そこまで分かってるなら、大丈夫だね」
井村 山茶花:傷つけられることと同じくらい、人を傷つけるのは怖いことだと、彼女は理解しているんだろう。
羽石夏澄:小さく首だけで、井村さんにお辞儀をする。
風魔悟:「……無理だけはするなよ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……井村さん。」 井村さんの後ろから声をかける。
羽石夏澄:「……ん。気をつけます」
井村 山茶花:「?」アレックスの方に顔を向けます。
アレクサンドリア=ライブラリ:「事件を解決して、元に戻ったらどうなるか。羽石さんについては答えてなかったよね。」
井村 山茶花:「……そうだね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さん、どうかな。あなたは伝えたい?今日の記憶を、『あなた』に。」
羽石夏澄:「え……っと」
羽石夏澄:考えもしなかったことだったので、ちょっと返答に詰まる。
羽石夏澄:伝えられるんだろうか。今日の私を、未来の…学園の『私』に。
羽石夏澄:「……もし、それが可能なら………伝えたい、です。……知って、欲しいから」
羽石夏澄:「私は私を覚えていたい、から」
羽石夏澄:「…私の先に『私』がいるって、実感したい、から……」
羽石夏澄:スカートをきゅっと掴み、それでもアレックスを見る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……オッケー。じゃ、その時になったらやっとく……コホン。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「その願い、聞き入れました。この私、アレクサンドリア=ライブラリの名に懸けてあなたの願いを叶えましょう。」
羽石夏澄:「……ふふっ」
羽石夏澄:「ありがとうございます、女神様」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふっ、どういたしまして。これであなたからもらえた希望の、恩を少しでも返せれば。」
風魔悟:「やりたいって思いも覚悟も携えているなら、十分だな。」柔らかく微笑む。
GM:具体的には、アレックスの所持するDロイス「怪人」の効果で、羽石さんの記憶が戻る際に干渉する、ということになります。
羽石夏澄:ほほう
羽石夏澄:怪人!
風魔悟:あっかっこいいDロイス持ってる!流石女神様!
井村 山茶花:おお、そんな使い方するとは
羽石夏澄:フレーバー的にもぴったり!
風魔悟:「無理だけはするなよ、羽石。何かあったら俺の魔法で助ける。」
風魔悟:「女神様の奇跡には及ばないがね。」
羽石夏澄:「……はい。ありがとうございます」風魔くんに微笑んで見せる。
羽石夏澄:先ほどより肩の力が抜けたように見える。
風魔悟:その笑顔を見て、少し目を細める。
井村 山茶花:「それじゃ、行こうか。ケリをつけに」
羽石夏澄:「はい」
羽石夏澄:今日の私は消えない。
羽石夏澄:もう、覚悟は決めていたけど、その事実がもっと私を力づけてくれる。
羽石夏澄:「過去を……未来に、届けに行きましょう」
風魔悟:羽石は、自分で自分自身を救い上げたのだ。自分でケリをつける覚悟が出来ているのだ。
風魔悟:自分の足で立ち、自分の手で這い上がる羽石の姿が眩しく見えたのだ。
風魔悟:「……ああ。行こう。」
GM:では、4人で図書館に入ることになったところで、
GM:このシーンは終了ですね。次がクライマックスだ。
GM:ロイスや購入、あとジェネシフトなどがあればどうぞ。
井村 山茶花:ジェネジェネ~
井村 山茶花:2d10+65 ジェネシフトします!
DoubleCross : (2D10+65) → 12[5,7]+65 → 77

井村 山茶花:羽石さんへのロイスを 信頼:○/不安 に変更。
風魔悟:僕もジェネジェネします
風魔悟:69+1d10 ジェネシフト
DoubleCross : (69+1D10) → 69+7[7] → 76

羽石夏澄:購入…!
羽石夏澄:うーん、まあ引き続きメイド服挑戦してみましょう
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 9[2,3,7,9] → 9 → 失敗

羽石夏澄:こちらは以上!
井村 山茶花:購入は……ボディアーマーしてみよう
井村 山茶花:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

井村 山茶花:成功したので着込みます!
風魔悟:こちらもメイド服狙いましょうか。
風魔悟:3dx+3>=20
DoubleCross : (3R10+3[10]>=20) → 8[4,7,8]+3 → 11 → 失敗

風魔悟:失敗!以上です!
GM:----

【クライマックスフェイズ:シーン12】

GM:クライマックスです。全員登場。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:76->80)
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:76->79)
井村 山茶花:1d10+77-1
DoubleCross : (1D10+77-1) → 9[9]+77-1 → 85

GM:----
GM:アカデミア第四図書館 ロビー
GM:窓から月明かりが差し込み、フロアを照らしている。
GM:人の気配はありません。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……」 周囲を警戒しながら、みんなと一緒に歩いている。
GM:中を探ろうとする君たちでしたが、
GM:そんな君たちの元へ、どこからか光る文字の群れが殺到する!
羽石夏澄:「……!」ビクッと体を強張らせる。
風魔悟:「おっと、おいでなすった!」3人の前に立ち、文字の群れに向かって拳を放つ!
井村 山茶花:「っ……!」影を展開して迎撃する!
文字の群れ:風魔くんと井村さんの周りに纏わりつこうとしてくる。
文字の群れ:文字の群れは風魔くんの拳にも纏わりつく。意識が遠のくような感覚が起こる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あっ、それはまずいやつっぽいよ!」 すばやく手をかざす。
アレクサンドリア=ライブラリ:バチリ、と電気が走るような音がして、光る文字の群れに向かって電光が煌めく。
GM:アレックスの力によって、風魔くんの拳や井村さんの影が文字に当たるようになりました。
風魔悟:「!」眩しい雷光に遠のいていた意識を引き戻される。
風魔悟:「これは…」拳に纏わりついた文字を掴み、握りつぶす。
文字の群れ:風魔くんの拳を受けて霧散する。
羽石夏澄:「これ、もしかして……」
風魔悟:「効くようになってるな。助かったぜ、女神様。」
井村 山茶花:「常連なんだから、手加減してくれてもいいのに」文字を焼き払い終え、顔をしかめる。
井村 山茶花:「焚書みたいで嫌な気分」
アレクサンドリア=ライブラリ:「まさかいきなり仕掛けて来るなんてね……うーん。」
風魔悟:「俺も、検閲みたいで嫌だね。」握りつぶされ、黒く変色した文字を宙に放ちながら。
羽石夏澄:「『これ』が事件の……」
GM:第四図書館のロビー、2階までの吹き抜けもある開けたスペースの中心に
GM:光る文字が次々と浮かび上がる。
GM:その中心には……"仮面"が浮かんでいる。
GM:赤い、ハート型の仮面だ。
井村 山茶花:「早速お出ましか。話が早くて助かる」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……探す手間は省けた……ってことかな?」
風魔悟:「仮面だけ、独立して動いている。」
羽石夏澄:「仮面……」
GM:無人の図書館に、声が響き渡る。
フォースの声:「どうして、フォーの邪魔をするのですか。」
フォースの声:「フォーは、フォーは……」
GM:同時に、仮面から強烈なワーディングが展開される……!
GM:衝動判定。
GM:難易度9での意志判定をお願いします。
羽石夏澄:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,4,6,8,10]+3[3] → 13

井村 山茶花:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[1,8,8,9,9] → 9 → 成功

風魔悟:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[4,9]+1 → 10

風魔悟:成功!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+8(2d10->2,6)した(侵蝕率:80->88)
井村 山茶花:85+2d10 侵蝕
DoubleCross : (85+2D10) → 85+13[10,3] → 98

井村 山茶花:うぐ、惜しい
風魔悟:2d10+79
DoubleCross : (2D10+79) → 12[4,8]+79 → 91

GM:光る文字の群れが、君たちの意識を刈り取ろうとする……
アレクサンドリア=ライブラリ:稲光が走る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……っく!」 両手を掲げて苦しそうにしている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「みなさん、すいません!これは私が食い止めますから……みなさんは、仮面を!」
風魔悟:「フォースの本体は別にいるのか、あるいは…ともかく、仮面だけが出て来てくれるのはありがたい。」
井村 山茶花:「アレックス……!」
井村 山茶花:「任せて、すぐに終わらせる」
羽石夏澄:「……すみません……お願いします!」
風魔悟:「存分に、力を振るえる。仮面は任せろ、アレックス。」
GM:では、戦闘に入る前にエンゲージの説明です。
GM:PC3人は同じエンゲージ。
GM:そこから10m離れた位置に、"ハート"の仮面と、「文字の群れ」エネミーが4体。
GM
井村(11)、羽石(6)、風魔(3)

  10m

"ハート"(7)、文字の群れA~D(7)

GM:こんな感じです。
GM:なお、アレックスはエキストラです。
GM:では、セットアップ。
GM:何かありますか。
井村 山茶花:あ、質問です!
GM:はい!
井村 山茶花:セットアップにHPを失うエフェクトを使った場合なんですが
GM:はい
井村 山茶花:HPを失うのと侵蝕率の上昇、どちらが先に適用されますか?
GM:侵蝕はエフェクトの処理タイミングが全部終わったら上昇しますので、HPを失うのが先ですね。
井村 山茶花:了解です
GM:あ、エネミー側はセットアップなしです。
羽石夏澄:セットアップはなし!
風魔悟:《ターゲットロック》《攻性変色》、対象はハートの仮面。対象を攻撃した時の攻撃力⁺40です。
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+6した(侵蝕率:91->97)
井村 山茶花:あ、セットアップ!します!
井村 山茶花:コンボ『Self reference-ENGINE』。《マキシマイズ》《原初の黄:苛烈なる火》を使用。
井村 山茶花:HPを25失って攻撃力+9、エフェクトを使用した判定のC値-1、で
井村 山茶花:HPが0になるので《リザレクト》します。
GM:うおお、いきなり戦闘不能になってる!リザレクトどうぞ!
井村 山茶花:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+5[5] → 103

井村 山茶花:HP5点で復活!以上!
GM:では、最初は行動値11の井村さんの手番ですね。
井村 山茶花:あ、侵蝕が100超えたのでエフェクトLvが上がります。
井村 山茶花:はーい!
井村 山茶花:マイナーで10m移動してエネミーのエンゲージに。
GM
羽石(6)、風魔(3)

  10m

  井村(11)
"ハート"(7)、文字の群れA~D(7)

井村 山茶花:メジャーでコンボ『Nightfall』。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《滅びの光》《原初の赤:災厄の炎》。対象はエネミーぜんぶ!
GM:うぐぐ、判定をどうぞ。
井村 山茶花:10dx6
DoubleCross : (10R10[6]) → 10[1,1,2,2,4,5,6,6,6,10]+10[2,2,4,7]+2[2] → 22

GM:では、エネミー側のリアクション
"ハート":"ハート"の仮面はドッジ
文字の群れ:文字の群れはAがC、BがDを《マグネットフォース》《磁力結界》を使用してそれぞれカバーリング
"ハート":5dx10+0
DoubleCross : (5R10+0[10]) → 9[2,6,9,9,9] → 9

井村 山茶花:ほっ
GM:ダメージをどうぞ。
井村 山茶花:3d10+30 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+30) → 20[9,4,7]+30 → 50

GM:高っ!?
文字の群れ:2D10 Aのガード値
DoubleCross : (2D10) → 10[1,9] → 10

文字の群れ:2D10 Cのガード値
DoubleCross : (2D10) → 7[4,3] → 7

GM:"ハート"の仮面はまだ戦闘不能にはなりません。
GM:文字の群れAとCは戦闘不能、ですが……
文字の群れ:《蘇生復活》を使用、AとCはそれぞれHP1で復活。
井村 山茶花:しぶとい!
羽石夏澄:ぐぬぬ
風魔悟:しぶといやつらだ!
井村 山茶花:「きみたちに恨みはないけど……」先陣を切って文字たちの群れに飛び込む。
井村 山茶花:「後輩の未来のためだ。痛い目見てもらうよ」その足元から影が這い上がり、炎となって敵を焼き払う!
GM:光る文字の群れは次々と燃えていく!
GM:燃えた跡からまた新たな文字が浮かび上がってくるが、明らかに少なくなっている。
井村 山茶花:「……さすがに、これだけじゃ火力不足か」
井村 山茶花:侵蝕は125に。セットアップのエフェクト分込み!
フォースの声:「どう……して……フォーは母さんを蘇らせたいだけなのです……」 声が館内に響く。
井村 山茶花:「やりづらいな、こういうのは……!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「フォース……」 悲しそうな顔で館内の空間を見つめている
フォースの声:「母さんに……興味あります。話してみたいのです。」
フォースの声:「だから、フォーは、フォーを犠牲にしてでも、母さんを……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……へ?ちょっと待って。言ってることがおかしくない……?」
GM:続いて、行動値7組。
GM:光る文字の群れたちの手番。
文字の群れA:choice[羽石,井村,風魔]
DoubleCross : (CHOICE[羽石,井村,風魔]) → 羽石

文字の群れA:マイナーで《オリジン:レジェンド》
文字の群れA:メジャーで《雷の槍》
文字の群れA:5dx10+13 命中判定
DoubleCross : (5R10+13[10]) → 7[2,4,5,6,7]+13 → 20

羽石夏澄:ガード値もないしドッジします
羽石夏澄:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 9[1,2,9]+1 → 10 → 失敗

羽石夏澄:失敗!
文字の群れA:3d10+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+10) → 9[2,2,5]+10 → 19

羽石夏澄:HP7で生存!
羽石夏澄:羽石夏澄のHPを-19した(HP:26->7)
GM:光る文字の群れが羽石さんへ、文字を飛ばしてくる。
GM:電撃を受けたような衝撃!
羽石夏澄:「いっつ……っ!」
羽石夏澄:避けようとするが、間に合わない。衝撃に顔をしかめる。
GM:どんどん処理していきます。
文字の群れB:choice[井村,風魔]
DoubleCross : (CHOICE[井村,風魔]) → 風魔

文字の群れB:マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《雷の槍》
文字の群れB:5dx10+13 命中判定
DoubleCross : (5R10+13[10]) → 8[2,5,7,8,8]+13 → 21

風魔悟:頑張るぞ!ドッジ!
GM:暴走中では!
風魔悟:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,1,1,3,4,8] → 8

文字の群れB:3d10+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+10) → 13[2,7,4]+10 → 23

風魔悟:10点残ってまだ生存ですね。
文字の群れC:マイナーで《オリジン:レジェンド》+《イオノクラフト》
文字の群れC:5m、後退します。
GM
羽石(6)、風魔(3)

  10m

  井村(11)
"ハート"(7)、文字の群れA,B,D(7)

  5m

文字の群れC(7)

文字の群れC:メジャーで《雷の槍》。対象井村さん。
文字の群れC:5dx10+13 命中判定
DoubleCross : (5R10+13[10]) → 7[2,2,5,6,7]+13 → 20

井村 山茶花:ドッジ!
井村 山茶花:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 9[2,5,7,9] → 9 → 失敗

文字の群れC:3d10+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+10) → 19[5,5,9]+10 → 29

井村 山茶花:装甲引いても無理!戦闘不能!
井村 山茶花:で、《ラストアクション》を使用します
GM:……!
GM:ここでか!
井村 山茶花:あ、《原初の黒:ラストアクション》ですね
GM:どうぞ!
井村 山茶花:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《滅びの光》《空を断つ光》
井村 山茶花:対象はシーン内のエネミーぜんぶ!
井村 山茶花:あ、それと
井村 山茶花:「Sランク:スペシャリスト」の効果使用!
井村 山茶花:判定ダイス+5個します。
GM:来い!
井村 山茶花:15dx6 えいっ
DoubleCross : (15R10[6]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,6,6,6,8,9,10,10]+10[2,5,6,7,8,9,9]+10[2,3,5,7,8]+5[1,5] → 35

井村 山茶花:……まずまず!
"ハート":ドッジ
文字の群れ:今度はBがAを、DがCをカバーリング……と行きたいところだけど、
文字の群れ:DがまだCのエンゲージに行ってない!
文字の群れ:Bは《マグネットフォース》+《磁力結界》でAをカバー、
文字の群れ:CとDはそれぞれ《磁力結界》を使用します。
"ハート":5dx10+0
DoubleCross : (5R10+0[10]) → 10[4,6,6,9,10]+2[2] → 12

GM:ダメージをどうぞ!
井村 山茶花:4d10+29 もろもろ有効!
DoubleCross : (4D10+29) → 21[4,7,3,7]+29 → 50

GM:"ハート"の仮面は……まだ立ってる!
GM:立ってはいないけど、まだ戦闘不能になってない!
井村 山茶花:浮いてる
GM:文字の群れB・C・Dは戦闘不能。
文字の群れ:BとDのみ《蘇生復活》を使用し、HP1で復活。
井村 山茶花:し……しぶとい!
風魔悟:しぶとい!
羽石夏澄:ふふっ…的がまだ残ってくれてるぜ
GM
羽石(6)、風魔(3)

  10m

  井村(11)
"ハート"(7)、文字の群れA,B,D(7)

井村 山茶花:侵蝕は21増えて146
羽石夏澄:ひええ
文字の群れ:羽石さんに続き、文字の群れが次々に風魔・井村へも攻撃を仕掛けてくる!
風魔悟:「ちっ……!」拳で文字の群れの一角を迎撃するも、
風魔悟:捉えきれなかった一部が拳に纏わりつく!
井村 山茶花:「ぐっ……!」攻撃後の姿勢のまま、文字の群れをまともに受ける。
風魔悟:「しまった……井村!」
井村 山茶花:「……これでいい」
フォースの声:「フォーは、フォーは……!」 館内に声が響いている。
井村 山茶花:「攻撃はまだ続いてるんだよ。というより……もう一度、だけど」
井村 山茶花:文字の群れに影がまとわりつく。
井村 山茶花:「10年とはいかないけど、私も少しだけなら『時間』を巻き戻せる」
井村 山茶花:「今度こそ、燃え落ちろ!」
フォースの声:「……っ!」 館内に響いていた声が、息を飲むのが分かる。
井村 山茶花:先ほどと全く同じ火勢で、影の炎が燃え上がる!
GM:宙に浮く"ハート"の仮面が再び炎を受ける!
GM:光る文字も焼け落ちる。
GM:焼けた跡からまた光る文字が浮かび上がるが、消えかかっている。
井村 山茶花:「……それでも、まだ残るのか」
羽石夏澄:影の炎を、口を開けて見つめている。
井村 山茶花:「厳しいな」膝をついて息を吐く。
井村 山茶花:フォース・ライブラリ/図書館の主/驚嘆/憐憫:○/ロイス 取得してタイタス昇華、復活します。
フォースの声:「……」
文字の群れD:マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《雷の槍》。
文字の群れD:choice[羽石,風魔]
DoubleCross : (CHOICE[羽石,風魔]) → 羽石

文字の群れD:羽石さんを攻撃。
文字の群れD:5dx10+13 命中判定
DoubleCross : (5R10+13[10]) → 8[5,6,7,8,8]+13 → 21

羽石夏澄:ドッジ。
羽石夏澄:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,3,10]+9[9]+1 → 20

羽石夏澄:うわ、惜しい!
GM:惜しい…!
GM:ダメージを出します。
文字の群れD:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 23[10,9,4]+10 → 33

羽石夏澄:死にます。リザレクト。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:88->93)
GM:残った文字が、羽石さんに電撃を飛ばしてくる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さん!」
羽石夏澄:だが、動かない。じっと、影の炎の跡を見つめている。
羽石夏澄:そのまま、吹き飛ばされ、倒れこむ。
羽石夏澄:「……うん。多分、まだ、です」
フォースの声:「すいません羽石さん……ですが、フォーはやらなければならないのです。」
井村 山茶花:「夏澄……っ!?」
羽石夏澄:手を床につき、緩慢に起き上がる。
羽石夏澄:「まだ、こんなものじゃない」
フォースの声:「母さんは、フォーのせいで、うっ、ううっ……」
羽石夏澄:「……フォー…さん。あなたは、私を知ってるんですね」
羽石夏澄:「私はあなたを知りません。でも………」
羽石夏澄:「でも、止めます。あなたが、もっと"ひどいこと"を、誰かにしてしまう前に」
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さん……」 泣きそうな顔で、安堵した声を出す。
フォースの声:「し、しかし……フォーはもう十分ひどいことを……母さんが消えたのは、フォーを産んだからで……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ちがうよフォーちゃん!そうじゃない!そうじゃないんだってば!」
フォースの声:「母……さん……?」
GM:館内に響く声が戸惑う、が……
GM:そこで、宙に浮く"ハート"の仮面が怪しく光を放つ。
"ハート":マイナーで《オリジン:レジェンド》
"ハート":メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《スキルフォーカス:RC》+《雷の槍》+《雷神の鎚》
"ハート":羽石・風魔のエンゲージに攻撃。
"ハート":7dx7+30 命中判定
DoubleCross : (7R10+30[7]) → 10[1,3,3,4,8,10,10]+10[3,3,10]+10[7]+4[4]+30 → 64

羽石夏澄:ひええ
羽石夏澄:流石にこれは届かないだろうけどドッジ
羽石夏澄:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[1,4,6]+1 → 7

羽石夏澄:むり!
"ハート":ダメージを出します。
"ハート":7d10+22 装甲有効
DoubleCross : (7D10+22) → 40[10,5,5,3,7,8,2]+22 → 62

羽石夏澄:死!リザレクトします。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:93->94)
GM:風魔くんは暴走リアクション不可でダメージですね
風魔悟:こちらもリザレクト!
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:97->106)
風魔悟:すいません、107ですね。
"ハート":ハートの仮面が不気味に光ると、
フォースの声:館内に響いていた声の、狼狽していたはずのトーンが変わる。
フォースの声:「……何も違いません。フォーの目的は……フォーを犠牲にして、母さんをアカデミアに戻すこと、の、はず、です。」
フォースの声:「……」
"ハート":館内の声が止むと、仮面から強烈な放電!
"ハート":風魔・羽石を襲う!
羽石夏澄:「あくっ……!」吹き飛ばされ、転がり倒れる。
風魔悟:「ぐっ……!」電撃を喰らって膝をつく。
アレクサンドリア=ライブラリ:「羽石さん!風魔さん!」 依然、両手を掲げて"ハート"の能力に対抗している。動けない。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……分かっちゃいたけど、ほんっと悪趣味……!」
アレクサンドリア=ライブラリ:"ハート"の仮面を睨んでいる。
井村 山茶花:「夏澄っ……!」息も絶え絶えに叫ぶ。
井村 山茶花:「私は、何をしてる……こんな……」
羽石夏澄:「だい……じょう、ぶ……」
羽石夏澄:「だいじょうぶ……です、先輩、心配、しないで……」
羽石夏澄:震える足で、立ち上がる。
羽石夏澄:床に足を押し付ける。立つことを意識する。
GM:羽石さんの手番。
羽石夏澄:やります!
羽石夏澄:まずマイナーでジェネシフト。2個ダイスを振ります。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+3(2d10->2,1)した(侵蝕率:94->97)
羽石夏澄:………
風魔悟:こ、これは…
井村 山茶花:ダイスがわがまま……
羽石夏澄:ここに来て…これとは……
羽石夏澄:き、気を取り直して。
羽石夏澄:メジャーでコンボ『息止まり』。《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》で能力訓練:精神を使用して敵全員に攻撃!
GM:来い!
羽石夏澄:6dx+17
DoubleCross : (6R10+17[10]) → 8[4,5,6,6,7,8]+17 → 25

羽石夏澄:ドッジC値+2です!
"ハート":5dx12+0 ドッジ
DoubleCross : (5R10+0[12]) → 10[6,7,8,10,10] → 10

"ハート":いい出目
羽石夏澄:いい出目だ…
井村 山茶花:確定予測がなければ危なかった
文字の群れ:AがBを《マグネットフォース》と《磁力結界》でカバー
羽石夏澄:くっまだカバーが残ってたか!
文字の群れ:DはあぶれてるけどこいつはCをカバーする行動ルーチンしかないので《磁力結界》
GM:ダメージをどうぞ……!
羽石夏澄:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 24[7,9,8]+24 → 48

羽石夏澄:うわっ高い
羽石夏澄:諸々有効です
羽石夏澄:あ、待った待った
GM:!
GM:待ちます
羽石夏澄:ちょっと判定の時から勘違いしてました、まだ100行ってない!
羽石夏澄:ので、達成値はスキルフォーカス分で-2 の23
羽石夏澄:で、攻撃力は+19
羽石夏澄:つまり-5なので…
羽石夏澄:43ダメージです!
GM:了解です。
GM:そのダメージは……
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+12した(侵蝕率:97->109)
GM:"ハート"のHPは、まだ残ります。
羽石夏澄:ぬぬっ
GM:文字の群れAとDは戦闘不能。
羽石夏澄:Bが残ったか…
GM
羽石(6)、風魔(3)

  10m

  井村(11)
"ハート"(7)、文字の群れB(7)

羽石夏澄:脚の震えを感じている。それは、恐怖によく似ている。
羽石夏澄:自分の能力を知っている。UGNの人は、『真空を操り、相手を窒息させる能力』だと言っていた。違う。
羽石夏澄:それだって、十分恐ろしいけど、私は知っている。この感触は、空気だけを塞ぐんじゃない。
羽石夏澄:『いき』を塞ぐ。それは、生物・無生物関係なく。
羽石夏澄:ただ、暴走した力は結果として窒息という事象を残す、だから
羽石夏澄:『これ』は真空の領域である、と考えられたんだ−−
羽石夏澄:「……もっと、痛いことを知っています」
羽石夏澄:「ううん」
羽石夏澄:「今の私より、もっと痛い思いをした人たちがいました」
羽石夏澄:能力に意識を向ける。どこまでかはわからないけど、多分向ける先はコントロールできる。
羽石夏澄:不可視の領域は静かに文字と仮面を囲み始める。
羽石夏澄:「それは、私がしたことです。……痛い、なんてものじゃすまなかった。」
羽石夏澄:「みんな、眠っていました。……生きているけど、動くことはない。意識だってあるかわからない」
羽石夏澄:「今の『私』は知っているかもしれません。彼らが今、どうしているか。……まだ、眠り続けているのかもしれない」
羽石夏澄:あるいは、眠ることすらやめてしまったのかもしれない。
羽石夏澄:「……それは、『取り返しがつきません』。この先、どう償おうと、戻ってこない……!」
羽石夏澄:声を張り上げる。瞬間、文字の群れの一部が虚空に掻き消えた。
羽石夏澄:収束した領域が、文字を呑み込んだのだ。そして、仮面にも強烈に、存在を窒息させる領域が襲いかかる。
"ハート":ミシミシと音を立てている……
羽石夏澄:「それを、フォーさん、あなたにはさせられません。……もし、」
羽石夏澄:「もう取り返しのつかないことをしてしまったのだとしても……それ以上、みんなを……そして、自分を傷つけることはないんです!」
羽石夏澄:叫びながら、ぼろぼろと涙を流している。
フォースの声:「う、うう……?フォーが、フォーが生まれたことは、取り返しのつかないことでは……」
フォースの声:声に再び、迷いが生じる
GM:では、風魔さんの手番!
風魔悟:はい!マイナーで暴走解除
アレクサンドリア=ライブラリ:「……風魔さん。」 風魔さんの後ろから声をかける。
風魔悟:「……なんだい、女神様。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あの仮面。」 宙に浮かぶ"ハート"の仮面に視線を送る
風魔悟:電撃に焼かれた体を起こし、拳を開き、また握る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……思う存分、ぶっ壊しちゃってください!」
風魔悟:「仰せのままに。」
風魔悟:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《アンプリフィケイション》!
風魔悟:対象は”ハート”の仮面!
風魔悟:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,3,3,4,4,5,5,6,7,7,8,9]+10[4,4,4,8]+10[10]+2[2]+5 → 37

"ハート":5dx10+0 ドッジ
DoubleCross : (5R10+0[10]) → 7[1,1,4,6,7] → 7

GM:うおお……ダメージをどうぞ!
風魔悟:ではダメージ!
風魔悟:えーと、100%超えてるのでターゲットロック+攻性変色のレベルが上がり攻撃力+48ですね。
風魔悟:それにメジャーエフェクトの攻撃力を足して…
風魔悟:4d10+75
DoubleCross : (4D10+75) → 21[4,10,1,6]+75 → 96

風魔悟:装甲有効です!
GM:あわわわわ……!
羽石夏澄:ヒューッ
GM:そのダメージは……
GM:戦闘不能!だ!
"ハート":《蘇生復活》!
GM:ギリギリの状態で復活しましたが、もう仮面の活動は停止しかけている状態です。
GM:演出をどうぞ。
風魔悟:「フォース。お前が母親を想う気持ちは否定しないさ。」
フォースの声:「風……魔、さん……」
風魔悟:「自分を責める気持ちもな。」
風魔悟:「だけど、お前自身を犠牲にするのは絶対に止める。」
フォースの声:「……」 反論は、来ない。
風魔悟:「本の返却期限が危ういってのもあるし、まだ調べることがたくさんあるってのもあるが…」
風魔悟:「お前がいなくなった母親を蘇らせたいと思うように、俺もお前に消えて欲しくないんだ。」
風魔悟:「きっと、俺以外にもそういうやつがいる。」
フォースの声:「うう……しかし、しかし……」
フォースの声:具体的な反論は、出てこない。
"ハート":その間も、宙に浮くハートの仮面が怪しく明滅を続けている。
アレクサンドリア=ライブラリ:「……フォーちゃん。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私はさ、今日一日、楽しかったよ。」
アレクサンドリア=ライブラリ:「夢みたいだった。ううん、私の本当の夢は……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あなたが、私の娘が、このアカデミアで……育ってくれること。」
フォースの声:「母……さん……」
アレクサンドリア=ライブラリ:「風魔さん、やっちゃって。」
アレクサンドリア=ライブラリ:明滅を続ける仮面をにらむ。
風魔悟:仮面に向き直る「悪いがマスカレードはお開きだ。お前にはご退場願おうか。」
風魔悟:「フォース!勝手ながら、お前の手を掴むぜ!」
風魔悟:「俺は魔法使いだ!魔法使いの物語に、バッドエンドなんて存在しねえ!!」
風魔悟:「そろそろ素顔で話しやがれっ!!」
アレクサンドリア=ライブラリ:風魔さんの啖呵を聞いて、安心したように眼を閉じる。
風魔悟:気障で軽薄な調子は消え、むき出しの感情のまま吠え猛る。
風魔悟:右腕を引き絞り、放つ!
風魔悟:空気を切り裂く破裂音が図書館の中に響きわたる。
風魔悟:そして数瞬遅れて、仮面にひびが入る。
"ハート":ピシッ……ピシッ、ピキッ……
"ハート":ひびが入った後、
"ハート":乾いた音を立てて、仮面が完全に割れる。
風魔悟:風魔悟の侵蝕率を+11した(侵蝕率:107->118)
アレクサンドリア=ライブラリ:「……ありがとう。」 小さい呟きが、風魔さんの耳に届く
フォース=ライブラリ:風魔さんが振り返った時には、
フォース=ライブラリ:アレクサンドリア=ライブラリが立っていた位置には、フォースが倒れている。
風魔悟:「………。」右腕を抑え、振り返る。
風魔悟:虚空に向かって左手を伸ばすが、何も掴めなかった。
フォース=ライブラリ:「……っ!」 顔を起こす。風魔さんの後ろを見ている。
風魔悟:「…随分遅いお目覚めだな、眠り姫。」
アレクサンドリアの声:「風魔さん!後ろ!」
アレクサンドリアの声:館内に、先程までとは別の声が響く。
"ハート":風魔さんの横を、光る文字が通り過ぎる。
"ハート":"ハート"の仮面が砕けたまま、半分ずつ宙に浮いている。
羽石夏澄:自分の手を見て、仮面の残骸に目を向ける。
羽石夏澄:まだ、私だ。『私』じゃない……
風魔悟:「もうすぐ終わるから待ってな。そろそろ幕を引くからよ!」血を流している右手を再び握る。
井村 山茶花:「……!」言葉もなく仮面を睨みつける。あと一撃だけ、力を振り絞れば、一度だけは。
フォース=ライブラリ:「……思い出してきました。フォーは、何てことを……」
フォース=ライブラリ:「……あの仮面は、母さんの欲望も、少しだけ……ほんの少しだけ、取り込んでいたのだと、思います。」
アレクサンドリアの声:「……」
アレクサンドリアの声:「あー……その、風魔さん。」 館内に、今日何度も聞いた声が響く。
アレクサンドリアの声:「それに羽石さん。」
アレクサンドリアの声:「井村さん。」
風魔悟:「ああ、聞いてるぜ女神様。」
羽石夏澄:「…はい」
アレクサンドリアの声:「ごめん、たぶんフォーちゃんの言う通りだわ。」
井村 山茶花:「……」
アレクサンドリアの声:「だから……アレクサンドリア=ライブラリから、最後のお願いです。私の未練を、どうか……断ち切って下さい。」
アレクサンドリアの声:「へへ、悪い母親だよね。まったく。」
井村 山茶花:「……任せて」朦朧としながら答える。「大丈夫、だから」
羽石夏澄:「井村先輩……」
GM:1ラウンド目を終了します。
GM:では2ラウンド目。
GM:セットアップは何かありますか。
羽石夏澄:なし!
GM:エネミー側はなし。
井村 山茶花:なし!
風魔悟:なし!
GM:では、井村さんの手番。
井村 山茶花:はーい!
井村 山茶花:マイナーなし、メジャーでエフェクトなしの素手パンチ。対象はハートの仮面。
GM:……どうぞ!
井村 山茶花:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,8,9,10,10]+7[2,7] → 17

風魔悟:えっつよい…
"ハート":ドッジ!
"ハート":5dx10+0
DoubleCross : (5R10+0[10]) → 7[2,6,6,7,7] → 7

GM:ダメージをどうぞ。
井村 山茶花:2d10-5 たのむー
DoubleCross : (2D10-5) → 16[10,6]-5 → 11

井村 山茶花:つよっ
GM:そのダメージは……耐えられない!
GM:"ハート"の仮面、戦闘不能。復活エフェクトはありません。
GM:文字の群れBも残っていましたが、本体が戦闘不能となったためクライマックス戦闘を終了します。
井村 山茶花:勝った……!
羽石夏澄:やった!
風魔悟:勝った!
GM:演出をどうぞ
井村 山茶花:「私、は……私が、やるんだ……」影を操ろうとして、不快なレネゲイドの励起に顔をしかめる。
井村 山茶花:頭の中が騒がしい。嫌な予感が止まらない。あと一撃は、きっと私が保たない。
井村 山茶花:右手を握り、引き絞る。
井村 山茶花:私のやり方じゃ、駄目なんだ。このままじゃいけない。
井村 山茶花:だから私はもっともっと力を——、違う。何かが間違ってる。
井村 山茶花:「少し、黙って」
井村 山茶花:もっともっと、と騒ぎ立てる衝動を黙らせて、拳を思い切り振り上げる。
井村 山茶花:さっきの風魔のフォームを思い出して、見よう見まねの打撃を振り下ろす。まっすぐ仮面に。
"ハート":力なく宙を漂っていた仮面に、まっすぐ当たる。
"ハート":パァン!
井村 山茶花:「私は……っ!私だって、バッドエンドなんて……認めないんだから……」
井村 山茶花:拳を振り抜いた勢いで倒れ込む。
"ハート":仮面は粉々に砕け散り、床に落ちている。
井村 山茶花:「皆を助けて……私が……誰にも、心配なんかされなくて……」
風魔悟:「井村……!」傍まで駆け寄る。
GM:仮面が粉々に砕け散ったと同時に、
GM:羽石さんは猛烈な眠気に襲われます。
羽石夏澄:眠気に耐えられず、膝をつく。
井村 山茶花:「……嫌だな。これじゃ、お姫様だ」風魔の表情を見てつぶやく。
井村 山茶花:「私だって、なりたいのに……そっち側に……」
羽石夏澄:ああ、これで終わりなんだな。
羽石夏澄:そう、考えながら重いまぶたの隙間から風魔くんが井村さんに駆け寄るのを眺めている。
羽石夏澄:やがて、視界は暗闇に覆われた。
風魔悟:井村さんの足元に散らばる仮面の破片を見る。
風魔悟:アレックスの声も、もう聞こえない。
風魔悟:あれは仮初の命だったのだろう。長くいてはいけないものだったのだろう。
風魔悟:そう考える理性とは裏腹に、宙に手を伸ばす。
アレクサンドリアの声:誰かがそっと手を添え、握る感触を、
アレクサンドリアの声:風魔さんの左手が感じる。
アレクサンドリアの声:すぐにその感触は、消えた。
風魔悟:すぐに消えるものだからと言って、永らえてはいけないものだからと言って、
風魔悟:手を差し伸べられないのは悲しいから。
風魔悟:「………悪い。魔法使いらしくなんか言おうと思ったけど、」
風魔悟:「なんにも思い浮かばなかったよ、アレックス。」
風魔悟:「さよなら。」
GM:----

【バックトラック】

GM:バックトラックに入ります
井村 山茶花:2倍で。
GM:どうぞ!
風魔悟:1倍!
風魔悟:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-30[3,1,6,10,9,1] → 88

風魔悟:戻れました!
羽石夏澄:1倍!
羽石夏澄:109-6d10
DoubleCross : (109-6D10) → 109-22[1,6,1,4,4,6] → 87

羽石夏澄:ちょうどよし!
井村 山茶花:146-10d10
DoubleCross : (146-10D10) → 146-43[1,3,3,8,5,5,9,2,1,6] → 103

井村 山茶花:ぐえー
風魔悟:うわー!?
羽石夏澄:あわわわ
井村 山茶花:追加!振り!!
井村 山茶花:103-5d10
DoubleCross : (103-5D10) → 103-25[8,10,3,3,1] → 78

GM:危ない……!
風魔悟:よかった…おかえり…
羽石夏澄:おかえり…
井村 山茶花:こわかった……
GM:では、先に点数配布を。
GM:いつもの5点に、今の最終侵蝕分と、
GM:あとDロイスですね。
GM:"ハート"の仮面がアレクサンドリア=ライブラリの能力を参照していたので、
GM:今回使われたDロイスはそいつの「怪人」のみでした。
羽石夏澄:ははー
GM:1点を足します。
羽石夏澄:シナリオ点数は何点でしょう!
GM:そして目的達成は……今回はすごいみんな頑張ってくれたので、標準っぽい5点からオマケして……8点!にしましょう。
風魔悟:やったー!
羽石夏澄:やったーおまけ!!
GM:以上を足すと……?
風魔悟:19点!
羽石夏澄:19点!
井村 山茶花:14点!
GM:C((19+19+14)/3+1)
DoubleCross : 計算結果 → 18

GM:そして私が18点!
GM:みなさん点数をどうぞ。
風魔悟:ありがとうございます!いただきます!
井村 山茶花:いただきます!
羽石夏澄:いただきます!
GM:----
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「GM」がログアウトしました。
どどんとふ:「風魔悟」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:点呼開始!
風魔悟:準備完了!(1/3)
井村 山茶花:準備完了!(2/3)
羽石夏澄:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:エンディングを開始します。
GM:----

【エンディングフェイズ:シーン13】

GM:アカデミア第四図書館 談話室
GM:アカデミアで起きていた巻き戻し現象が解決し、数日後。
GM:今では事件のこともあまり話題にはのぼらなくなりました。
GM:仮面との戦闘により損傷していたこの図書館のロビーも、オーヴァード土木工事部などにより既に修復され、
GM:今日は通常通り開館しています。
GM:事件に巻き込まれていた生徒たち(どうやら、全員この図書館の近くを通りかかったりしていたようです)も、
GM:無事元に戻りました。
GM:ほとんどの生徒は巻き戻っていた間のことは覚えていないか、「昔の記憶」としてぼんやり覚えている程度、のようです。
GM:羽石さんも、他の生徒と同様に事件の影響は消えたようですが……?
井村 山茶花:「……連れてきておいてこう言うのもおかしいけど」元の姿に戻った後輩に声をかける。
羽石夏澄:いつにもまして、ぼーっとしている。
羽石夏澄:「…んぇ?あ、はい!何でしょう井村せんぱい!」
井村 山茶花:「夏澄、やっぱり図書館はダメだった? その、事件の嫌な思い出とか」
羽石夏澄:「えっ!ぜんぜんそんなことないですよ!」手をわたわたと振る。
羽石夏澄:「というか、別に嫌な思い出とかないですしっ」
井村 山茶花:「本当に?」
羽石夏澄:「そーですよう〜」唇を尖らせる。「……どっちかというと」
羽石夏澄:「なつかしかった………かな」
羽石夏澄:少し寂しげに目を細める。過去に戻った1日を懐かしむように。
井村 山茶花:「懐かしい……か。ずいぶん変わったみたいだしね、夏澄は」
羽石夏澄:「ふふ〜。そう思います?」両腕を後ろで組んで、足を蹴り出すように歩きながら
井村 山茶花:「うん。昔のきみと話して驚いた。なんというか……そう」
井村 山茶花:「今の夏澄は、自由に見えるよ。すごく」
羽石夏澄:「そっか……」
羽石夏澄:「ふふっ」
羽石夏澄:「……良かった!ちゃんと、変われてるんですね、私」
羽石夏澄:「いえ、確かに昔に戻ってる間、今の私の話聞いても信じられませんでしたけど」
羽石夏澄:「こーやって今に戻ってみると、全然変わってないような気もするんですよね」
井村 山茶花:「それでも、また昔に戻りたいなんて思わないでしょう?」
羽石夏澄:「んーーーー………」腕を組んで考え込んでいる。
羽石夏澄:「……アカデミアでの、みんなとの思い出が消えちゃうのは嫌ですけど」
羽石夏澄:「でも、私は今回、昔の私にアカデミアと未来……っていうのかな。見せられて良かったなーって思ってますよ」
羽石夏澄:「私も、思い出せて良かった」
井村 山茶花:「……そっか。それはよかった」ほんの少し投げやりな調子。
井村 山茶花:「夏澄はきっと正しい道を歩んでるんだろうね」
羽石夏澄:「なんていうか……井村せんぱいたちに見られちゃったのは恥ずかしいですけど!」
羽石夏澄:「………?」
羽石夏澄:「正しい?」
井村 山茶花:「ああ、えっと」
羽石夏澄:きょとんとした表情。
井村 山茶花:視線を泳がせて言葉を探す。「……言い方を間違えたかな。ほら、あるでしょう」
井村 山茶花:「昔の自分に見られたらきっと恥ずかしいぞ、って秘密とか」
井村 山茶花:「こんなことになるなんて思わなかった、って変化とか」
羽石夏澄:「ああ」
羽石夏澄:「昔の自分から見て、いい変化ができた、ってことですね」
井村 山茶花:「……そう。そういうこと」
羽石夏澄:「んー」
羽石夏澄:「まあ、少なくとも今は13歳の私から見ていい変化をしてるかもしれませんけど」
羽石夏澄:「これからどう転ぶなんてわかりませんよ?これからあくのみちに転がり込んじゃったりして」
羽石夏澄:いたずらっぽく笑う。
羽石夏澄:「今だって未来の自分にとっては過去なんですもん。今とこれからが正しいなんて、だれにもわかりません」
井村 山茶花:「悟ったみたいなことを言うね」目を細めて笑う。
羽石夏澄:「私はそんな賢くないですよ〜」
羽石夏澄:「………ね。井村せんぱい」
井村 山茶花:「何?」
羽石夏澄:井村さんに向き直って視線を合わせる。
羽石夏澄:「あんまり無理して欲しくないです。せんぱいに。……こないだの、図書館の時も」
羽石夏澄:「すごく辛そうだったのを思い出して」
井村 山茶花:「っ……」
井村 山茶花:思わず視線をそらす。「忘れてほしいんだけど」
井村 山茶花:「……いや、うん。格好つかないところを見せたと思う。ごめんね」
羽石夏澄:「………せんぱいは、強いし、かっこいいし、素敵な人ですよ。でも、」
羽石夏澄:「たまには肩肘張らないせんぱいも見てみたいです。きっと、それも素敵だから」
羽石夏澄:否定し続けて来た自分の一部。自分の力。それを肯定された時のことを思い出している。
井村 山茶花:「……」眉間にみるみる皺が寄る。
羽石夏澄:「せんぱい?」
井村 山茶花:「自分を基準にしてるからそんなことが言えるんだよ、夏澄は」
井村 山茶花:「自然体の自分が受け入れられて、そうやってにこにこ暮らせたらそりゃあ素敵だろうけど、」
井村 山茶花:「私は夏澄みたいな……」早口でまくしたてようとして、言葉が止まる。
羽石夏澄:少しだけ、虚をつかれた表情。そして、弾かれたように笑う。
羽石夏澄:「あはは!……ふふ、あはははっ!」
井村 山茶花:「……!?」
羽石夏澄:「せんぱいったら。もう。自然体の『私』を見ておいて、そんなこと言っちゃいます?」
羽石夏澄:「『自然体』の私がにこにこ暮らせるなんて、ありえませんよ」
羽石夏澄:にこにこと、笑いながら言う。
井村 山茶花:「え……それは、でも」驚くというより、怯んだような表情。
羽石夏澄:「ただ、無理しなくても自然じゃない私を楽しめるようになっただけです」
井村 山茶花:「楽しめるって、そんな」
羽石夏澄:「えへへ」
羽石夏澄:「女の子らしい趣味って、普通の女の子らしく見えるから、楽しいんですよ」
羽石夏澄:「……せんぱい。私は、自分が恥ずかしいと思う自分をさらけ出したほうがいいなんて言わないし、思わないです」
羽石夏澄:「ただ、そう……私が、戦うことを楽しくすることができたみたいに。なにか、楽しんで……」
井村 山茶花:「……」
羽石夏澄:「……せんぱいが、つらくなくなればいいな、って。うん。そんな、当たり前のことです、思ってるのは」
井村 山茶花:「そんなに辛そうに見える? 今の私は」
羽石夏澄:「見えます。無理、してます」
井村 山茶花:「……」眉間に皺を寄せたまま、ほとんど睨むような目つきで羽石さんを見つめる。
井村 山茶花:「…………」
羽石夏澄:「……ごめんなさい、少し言い過ぎました」
井村 山茶花:「……嫌だな」
羽石夏澄:「ちょっと私もまだ調子戻ってないみたいです」
井村 山茶花:「いいよ、思ってることは本当なんでしょ」
羽石夏澄:「まあ……そう、ですね」
井村 山茶花:「私が嫌なのは、絶対に見破られたくない相手にまで本性見透かされてること」
羽石夏澄:「……………」目を瞬かせる。
井村 山茶花:「いつもふわふわして、しょっちゅうドジってるくせに人生楽しそうで」
井村 山茶花:「挙げ句、それは天然だから、って思ってたのに分厚い面の皮で」
井村 山茶花:「そういうの、私には絶対にできないからね」
井村 山茶花:「……夏澄の前で格好つけてたのなんて、いい道化だったんじゃない?」
羽石夏澄:「私たちはみんな道化ですよ」
羽石夏澄:そう、呟いた羽石夏澄の表情は、ひとつも笑みを浮かべていない。
井村 山茶花:「……何、それ」
羽石夏澄:「みんな仮面を被って、それでなんとかやってるんです」
羽石夏澄:「それは何にも悪いことじゃない。それが悪いことだって言われたら……」
羽石夏澄:「私は、」
羽石夏澄:言葉に詰まる。
井村 山茶花:「……それでも」
羽石夏澄:「………私は、どこにもなくなってしまう」
井村 山茶花:「それでも、今の夏澄のことは羨ましいよ」
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:とても、とても寂しそうに、泣きそうに笑う。
井村 山茶花:「きっときみにはお似合いの役なんだ、番長連の"息止まり"」
羽石夏澄:その言葉に、拳をきつく握りしめる。足は、小刻みに震えている。
羽石夏澄:「………ごめんなさい。私、戻ります」
井村 山茶花:「……」
羽石夏澄:「私は………『いき』を止めることしかできない」
羽石夏澄:「ただの、化け物ですから」
羽石夏澄:そのまま、走って山茶花の元を去る。
井村 山茶花:「……」
羽石夏澄:(何も変わってない)
羽石夏澄:(……ばかだ、私)
井村 山茶花:「……違うのに」
井村 山茶花:「ずっと妬んでたのは、そんなものとは関係ないところなんだよ」
井村 山茶花:かけるべき相手がいなくなってから、ぼそりとそう呟いた。
GM:図書館の談話室には、井村さんだけが残されている。
GM:図書館の外からは、楽しそうな学生たちの笑い声が壁越しに聞こえてきます。
GM:----

【エンディングフェイズ:シーン14】

GM:エンディング2シーン目。
GM:先程のシーンから、1時間くらい後。
GM:アカデミア第四図書館、談話室。
井村 山茶花:「……」ぼんやりと椅子に腰掛け、視線を足元に彷徨わせている。
GM:少し前にフォース=ライブラリが来て、無言で置いていった紅茶とドーナッツが机の上には置かれています。
井村 山茶花:追いかけた方がよかった。先輩として当たり前にそうするべきだった。
井村 山茶花:言うべきだった言葉が脳裏に浮かんでは消える。だけどどれも今更のことだ。
井村 山茶花:「……」そろそろ限界なんだろう。ため息もなくそう考える。
風魔悟:ドアの開く音が談話室の静寂を破る。
井村 山茶花:音に反応して、びくりと視線を上げる。「……風魔か。どうしたの?」
風魔悟:「ああ、本の返却ついでにフォースの顔を見に来たが…入れ違いになったみたいだな。」
風魔悟:ドーナッツの入った紙袋とペットボトルの紅茶を抱えている。
井村 山茶花:「ああ、うん。それ、さっきあの子が持ってきてくれたから……」机の上の紅茶とドーナツに視線をやる。
井村 山茶花:「たぶん、さっき」
風魔悟:「…。」井村さんの顔を見る。
井村 山茶花:「……何、私の顔を忘れた?」
風魔悟:「ま、少し休憩してくか。一緒に食べよう。足りなきゃこの袋からドーナツを出す魔法を見せてやろう。」
井村 山茶花:「……うん、そうだね」微妙にちぐはぐな答えを返す。
風魔悟:「じゃ、頂きます。」いつもと変わらぬ笑顔を向けて、ドーナツを食べ始める。
井村 山茶花:「……」目を細めてその様子を観察する。イージーエフェクト《七色の直感》を使用。
井村 山茶花:感情や体調の変化を読み取ろうとします。隠そうとするなら対決!
風魔悟:うーん、隠さず行きましょう。
風魔悟:風魔はいつもと変わらない。
風魔悟:いつもより表情の暗い井村さんを心配して、ここにいれば事情を話してくれないだろうかと考えている。
風魔悟:いつも通り、おせっかいな魔法使いのままだ。
井村 山茶花:「仮面じゃないの?」
風魔悟:「仮面って?」
井村 山茶花:「仮面?」オウム返しにしてから、自分の言った言葉だと気づく。「……ああ、えっと」
井村 山茶花:「風魔はいつもと変わらないな、と思って」
井村 山茶花:「お節介なほど優しくて、誰にでも手を差し伸べるのは、本心からのこと?」
風魔悟:「…………ああ、うん。……難しいことを聞くなぁ。」苦笑して、顔を掌で覆う。
風魔悟:「強いて言うなら、本心であって本心じゃない、かな。」
井村 山茶花:「……つまり、どういうこと?」わずかに眉を寄せる。
風魔悟:「誰かに手を差し伸べるのは俺の本心だよ。」
風魔悟:「俺は魔法使いになりたいって思ってるし、誰かの手を取ったり魔法で背中を押すのが魔法使いだからな。」
風魔悟:「でもそれ以上に」顔を覆っていた手を下す。
風魔悟:そこに笑みはない。氷のような無表情と獣のような獰猛さが同居した、風魔悟の素顔だ。
風魔悟:「俺は魔法使いでない俺のままでいるのが怖いんだ。」
井村 山茶花:「怖い……」
風魔悟:「俺は…風魔悟はただの化け物だ。壊すことしかできない獣だ。」
風魔悟:「事実、頻繁に何かを壊してなきゃ落ち着かない。」
風魔悟:飲み終わった紅茶のペットボトルの握りつぶす。
風魔悟:「でも、どっちも俺だ。」いつもの表情に戻る。
風魔悟:「魔法使いという目標があるから俺は魔法使いもどきでいられるし、」
風魔悟:「獣の俺がいるから魔法を使える。」
井村 山茶花:「……息苦しくないの?」
風魔悟:「………ま、息苦しくないと言えば嘘になる。」
井村 山茶花:「それなのに、まだ続けるの?」
井村 山茶花:「無理をし続けて、人の願望に応え続けて、終わりのない我慢を続けて……」
井村 山茶花:「いつか駄目になると思わないの?」
風魔悟:「…そうだな、駄目になるかもしれない。」
風魔悟:「けど」
風魔悟:「獣のままじゃ、並べない相手がいる。」
井村 山茶花:「……」
風魔悟:誰よりも口が悪く、誰よりもひねくれ、誰よりも優しい力を持つ男がいる。
風魔悟:「獣のままじゃ、助けられない相手がいる。」
風魔悟:自分のために他人に手を差しのべられる、命を諦めた少女がいる。
風魔悟:「獣のままじゃ、話せない相手がいる。」
風魔悟:井村に目線を向ける。
井村 山茶花:「っ……!」射すくめられたように身を硬くする。
風魔悟:「続ける理由はそれで十分だ。」
風魔悟:いつもの微笑を浮かべる。
井村 山茶花:「……たったそれだけ?」こわばった表情で尋ねる。
井村 山茶花:「誰かと並び立ちたいとか、誰かを助けたいとか……そんな、人とつながっていたいっていうだけで」
井村 山茶花:「……それだけで、風魔みたいになれるはずない」
井村 山茶花:「それだけのために、そんなに強くなれるはず……」
井村 山茶花:「……私だって、皆に並べるようになりたい。皆を助けたい。誰からも認められたい」
井村 山茶花:「なのに、風魔みたいにはできないよ」
風魔悟:「…井村はなんでそうなりたいんだ?」
井村 山茶花:「それは……だって、そういうものだから……」
井村 山茶花:「私は……優秀で、先輩で……人に頼られる立場で……」
井村 山茶花:「だから、皆を失望させちゃいけないでしょう?」
井村 山茶花:「皆に期待されてるんだから、それに応えないと……」
風魔悟:「…続けるの、辛いか?」
井村 山茶花:「……」頷くことも首を振ることもしない。「……止めたらもっと惨めになるから」
井村 山茶花:「今まで張ってきた見栄を、今更なかったことになんかできないよ」
風魔悟:「………じゃあさ、こうしないか?」
井村 山茶花:「……?」
風魔悟:「仮面を着け続けるのが辛いってことだよな。」
風魔悟:「適度に外したら少しは楽になるか?」
井村 山茶花:首を振る。「分からない……試したこと、ないから」
風魔悟:「まずは俺で試してみてくれないか?」
井村 山茶花:「……」少し考える間が空く。
井村 山茶花:「……あの」両手で顔を抑える。
井村 山茶花:「たぶん……今も、ボロボロだよね。私の仮面」
井村 山茶花:「すごく……ふさわしくない。先輩として、Sランクとして……」
井村 山茶花:「こんな、きっと、迷惑かけてるし……面倒くさいって思われてるよね」
風魔悟:苦笑する。「そんなことは……ああ、いや、確かに面倒くさいと思ってる、ほんの少しな。」
井村 山茶花:「ああ……無理だよ。そんなの、風魔にわざとそんな姿見せるのは……」
井村 山茶花:「……恥ずかしい」
風魔悟:「でも、お前の優秀なところも、少し近寄りがたいところも、面倒くさいところも、」
風魔悟:「むっとした顔も、呆れた顔も、仮面の下から見える無邪気な笑顔も、」
風魔悟:「全部ひっくるめてお前は俺の特別なんだ。」
井村 山茶花:「……私は、恥ずかしいって言ったんだけど」手で顔を覆ったまま器用に睨みつける。
風魔悟:「………う、やっぱだめか?」
井村 山茶花:「それを、そんなにつぶさに観察してるって、わざわざ伝えるのは、どうかとおもう」
井村 山茶花:「見て見ぬふりも、必要じゃない?」
風魔悟:「それは……その………すまん。」
井村 山茶花:「……だけど、うん」
井村 山茶花:「そこまで見られてるなら、今更……かな」
井村 山茶花:「どうしても仮面が窮屈になったときは、少しだけ外させてもらうことにする」
風魔悟:少し落ち込んでいたが、その言葉に顔を上げる。
井村 山茶花:「そんなことより」ふい、と顔を背ける。
井村 山茶花:「……夏澄に謝らないと。私よりずっと危ういんだ、きっと」
井村 山茶花:「それなのに、本当に……情けない」
風魔悟:「………俺以外にも素顔で話したり、本音をぶつけたいと思っている人間はいると思うぜ。」
風魔悟:「”優秀な先輩”じゃなく、井村山茶花と話したいって人が。」
井村 山茶花:「話してみたら呆れられるだろうね」
井村 山茶花:「……こういうことを言う女だから」
風魔悟:「それは話してみなきゃわからない。」
井村 山茶花:「……」それ以上口答えせず、首をかしげる。
風魔悟:「現に俺はちょっとだけ面倒だと思ったが、井村のことがもっと好きになった。」
井村 山茶花:「なっ……」
風魔悟:そういって微笑みを浮かべる。
井村 山茶花:「あ、その……ああ」慌てて口をぱくつかせてから、ため息をつく。
井村 山茶花:「本当にもう。……誰にでもそうなんだから」
井村 山茶花:「……それじゃあ、風魔。私は夏澄を探しに行くから」
井村 山茶花:「駄目だったときは、あの子に手を伸ばしてあげてね」
風魔悟:「ああ。12時の鐘は鳴った。魔法と仮面無しでもいい。臆せず話せ、シンデレラ。」
井村 山茶花:「王子様とはまだ踊ってないけど」
井村 山茶花:言葉を返して、扉に向かいます。
GM:談話室を出て行こうとする井村さんに声がかかります。
フォース=ライブラリ:「む。せっかくお詫びにと用意したドーナッツだったのですが、」
フォース=ライブラリ:「余計だったようですね。紅茶も。」
フォース=ライブラリ:風魔さんより後ろ、少し離れた位置の机に腰かけ、ドーナッツを頬張っている。
フォース=ライブラリ:「……」 もぐもぐ
風魔悟:「勿体ないな、俺も食おうか。魔法を使うと腹が減る。」
井村 山茶花:「食べることより喋ることを優先しないといけないみたい、私の口は」フォーちゃんに向かって肩をすくめる。
風魔悟:「足も動かさないといけないしな。」
井村 山茶花:「戻ってきたらもらうから、残しておいてね。2人分」
フォース=ライブラリ:「……了解なのです。」
井村 山茶花:それだけ言って、今度こそ談話室をあとにします。
フォース=ライブラリ:ドーナッツを食べながら、井村さんの背中に軽く手を振って見送る。
フォース=ライブラリ:井村さんが出て行った後は、
風魔悟:こちらも手を振って井村さんを見送る。
フォース=ライブラリ:「……」 足をぷらぷらと振ってまたドーナッツをかじっている。
フォース=ライブラリ:「……その、風魔さん。」
フォース=ライブラリ:「このたびはご迷惑を。」
風魔悟:「迷惑なんてしてないからいいさ。」
風魔悟:ドーナツを頬張り、嚥下する。
フォース=ライブラリ:「……では、手間をかけさせてしまってすいませんでした。」
風魔悟:「……俺の方こそ、」
フォース=ライブラリ:「母さんからの手紙……書き置きで知りました。母さんは、フォーを産んだことが原因で消えたのではなかったのですね。」
フォース=ライブラリ:「……む。風魔さんの方こそ?」
風魔悟:「悪かったと思ってる。」
フォース=ライブラリ:「……?」
風魔悟:「そうだ、アレックスも覚悟していたんだ。こうして消えることを。」
風魔悟:「いや、消えなきゃフォースは元に戻らなかったかもしれないし、異変もずっと続いたままだったかもしれない。」
風魔悟:「でも、俺はアレックスに手を伸ばしたんだ。」
フォース=ライブラリ:「……それは、悪かったというのは」
フォース=ライブラリ:「母さんの記憶を呼び起こしたまま、戻らなくなっていたかもしれないフォーに対してですか。」
フォース=ライブラリ:「……」
フォース=ライブラリ:「それとも……」
フォース=ライブラリ:「手を伸ばされた、アレクサンドリア=ライブラリに対してですか。」
フォース=ライブラリ:語気が強くなる。
フォース=ライブラリ:ぼんやりと談話室の宙をさまよっていた視線が、風魔さんに向いている。
風魔悟:「………どっちに対しても、かな。」
風魔悟:「フォースはもちろん、アレックスに対しても決意を鈍らせるようなこと言っちまったからな。」
フォース=ライブラリ:「……」
フォース=ライブラリ:「……フォーはあの仮面に操られていました。」 風魔さんから、視線を外す
風魔悟:「………。」フォースを見る
フォース=ライブラリ:「仮面は、装着者の欲望を引き出し、強化し、歪める。と、今までの事件からも解析されています。」
フォース=ライブラリ:「フォーに、母さんと……アレクサンドリア=ライブラリと、話してみたかった。」
フォース=ライブラリ:「そういう気持ちが……生まれていたということでしょうね。」
フォース=ライブラリ:寂しそうに宙を見つめる。
フォース=ライブラリ:「……話が逸れました。」
フォース=ライブラリ:「話を戻しますが、今回の仮面が取り込んでいた欲望は……それだけではなかったとフォーは考えています。」
フォース=ライブラリ:「フォーは、アレクサンドリアの書殿の力でアレクサンドリア=ライブラリとなっていたのです。」
フォース=ライブラリ:「ですから、アレクサンドリア=ライブラリにも、仮面の力が働いていた。アレクサンドリア=ライブラリの欲望も、仮面は取り込んでいた。」
フォース=ライブラリ:「そう考えられるのだと思うのです。思うのですが……」
風魔悟:>フォース=ライブラリ:「……あの仮面は、母さんの欲望も、少しだけ……ほんの少しだけ、取り込んでいたのだと、思います。」
風魔悟:>アレクサンドリアの声:「だから……アレクサンドリア=ライブラリから、最後のお願いです。私の未練を、どうか……断ち切って下さい。」
風魔悟:二人の言葉を思い返す
フォース=ライブラリ:「……最後、フォーが解放された後の仮面は、脆かった。」
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリの欲望……未練が引き出されていても、仮面がアレクサンドリア=ライブラリを操ることは出来なかった。」
フォース=ライブラリ:「それはもしかしたら……アレクサンドリア=ライブラリの未練は、その時には……」
フォース=ライブラリ:風魔さんの顔に視線を戻す。
フォース=ライブラリ:「……」 何かを期待するように、風魔さんの顔を見ている。
風魔悟:「………もう満たされてたってわけか。」
フォース=ライブラリ:「……さあ、どうでしょうか。」 風魔さんの言葉を聞いて、安堵したようにため息をつきながら
フォース=ライブラリ:「フォーには、アレクサンドリア=ライブラリにどの様な心境の変化があったかは分かりかねますが、」
フォース=ライブラリ:「風魔さんから見て満たされたと感じるのであれば、そうなのでしょうね。」
フォース=ライブラリ:口元を緩ませている。
フォース=ライブラリ:「おや?そうなると、風魔さんが彼女の未練を無くし、満たしてくれたということになるのではないでしょうか?」
風魔悟:「………。」苦笑する「それはフォースなりの励ましか?」
フォース=ライブラリ:「はて。」 手元の白い本を開き、そこから溢れた文字をグラスに変える。視線は再び風魔さんから逸れる。
フォース=ライブラリ:ズズー、とジュースをストローで飲む。
風魔悟:「……ま、手を伸ばしたことが間違ってなかったなら、いいさ。それだけで、俺は魔法使いを続けてられる。」
風魔悟:すっと立ち上がる「……さて」
フォース=ライブラリ:「うん。」 声色が、変わる。
フォース=ライブラリ:「間違ってなかったよ。一番見たかったものが、見れたからさ。」
風魔悟:「………!」その声に思わず振り返る。
フォース=ライブラリ:「……んむ?」
フォース=ライブラリ:ジュースを飲んでいる。
風魔悟:「今……!あ、いや……。」
フォース=ライブラリ:「思わず、口に出ましたが。」
フォース=ライブラリ:こちらも、驚いた顔で眼をパチパチ、と瞬かせる。
フォース=ライブラリ:「……ふふ、なぜでしょうね。言いたいことを言えた気分です。」
風魔悟:「……」呆けた顔でフォースを見ていたが、いつものように微笑む
風魔悟:「それはよかったな。俺の魔法じゃ足元にも及ばない奇跡だ。」
風魔悟:そして座ってるフォースに手を伸ばす。アレックスに、そうしたように。
風魔悟:「ここに戻ってくるシンデレラにドーナツ以外にも何か買ってきてやろうと思うが、来るかい?」
フォース=ライブラリ:「……悪くない提案ですね。」 ニコリと笑って、風魔さんの手をつかむ。
風魔悟:「ではエスコートしましょう、姫様。王子でなく魔法使いの案内で恐縮ですが。」
GM:----

【エンディングフェイズ:シーン15】

GM:最後のエンディングフェイズです。
GM:1時間前に図書館から出ていった羽石さんでしたが、どこにいるでしょうか。
羽石夏澄:そうですね、武道場に行こうとして迷って違う部活のグラウンドの隅っこあたりにいる感じで!
GM:了解です。グラウンドの隅っこ。
羽石夏澄:石とか蹴ってます。
羽石夏澄:泣きはらした痕があり、目が赤い。
井村 山茶花:「……夏澄」少し離れたところから、遠慮がちに声がかかる。
井村 山茶花:「あちこち探し回ったよ。こんなときどこにいるか、見当もつかなくて」
羽石夏澄:「……いむら、せんぱい」掠れた声で応える。
羽石夏澄:「……武道場が、あったんです、このあたりに」
羽石夏澄:「多分……」
羽石夏澄:剣道部や武術を教える道場はこの辺りにはない。
井村 山茶花:「……武道場ならあっち。何年アカデミアにいるの?」
羽石夏澄:「……えへ。3年…くらい、ですかね……」
井村 山茶花:「……知ってた。ぼんやりしてるの、別に演技ってわけじゃないんだね」苦虫を噛み潰したような顔になる。
井村 山茶花:「違う。そんなこと、言いに来たわけじゃないんだ」
井村 山茶花:大きく息を吸って、吐く。
羽石夏澄:「…………」腫れぼったい目を緩く瞬かせて、井村さんを見る。
井村 山茶花:「ごめん。馬鹿なこと言って、私はきみを傷つけた」大きく頭を下げる。
羽石夏澄:「……それは、」困ったように不器用に笑おうとする。
井村 山茶花:「羨ましかったんだ、ずっと。いつも楽しそうで、失敗しても許されて、幸せそうに見えた」
羽石夏澄:「わたしだって、そうです。きっと、ひどいこと言ってしまったとおもうんです」
羽石夏澄:「………」
井村 山茶花:頭を下げたまま、視線を合わせないまま、一方的に言葉を続ける。
井村 山茶花:「3年前の夏澄を見て、それだけじゃないって分かってたのに……きみが、一見するよりずっと大変な道を歩んできたって」
井村 山茶花:「それを知っても、やっぱり妬ましかった。今、笑ってる夏澄が」
羽石夏澄:「………せんぱい」
井村 山茶花:「……」
羽石夏澄:「私……、……自分は受け入れられない、力にならなきゃいけない、悪い子だからそうしなきゃ許されないって」
羽石夏澄:「……けっこう、最近まで、そう思ってたんです」
羽石夏澄:「そんなあるとき、あるせんぱいがこんなことを言ったんです」
? ? ?:『有害な物は、皆の役に立たなきゃいけないか?』
? ? ?:『悪い子供は、もう居られないような場所か?』
? ? ?:『罪を犯した奴は、二度と所属を許されないか?』
? ? ?:−−『アカデミア(ここ)は、そんな場所か?』
羽石夏澄:「それを聞いて、ほんのすこしだけ、たぶん、救われたんだと思います」
羽石夏澄:「でも、根っこにある恐怖は今も消えてない」
羽石夏澄:「……失敗も怖くて、楽しめないことだってあって。だから、その」
羽石夏澄:「ぜんぜん、私は、そんなやつじゃないんです」
井村 山茶花:「……うん。本当は、分かってる」
井村 山茶花:「だから、私の言うことはただの嫉妬なんだ」
井村 山茶花:「私のなれない姿になっている夏澄が妬ましい、その感情が先にあって、言葉はそれを追いかけてるだけで」
羽石夏澄:困ったように…笑おうとしている。
井村 山茶花:「どんなに言い繕ったって私自身を正当化することは、できないんだよ」
井村 山茶花:「……私のことは許さなくていい。というか、嫌いになって当然だよ」
井村 山茶花:「だから、私の言葉なんか、気にしないで」
羽石夏澄:「……ひとつ、せんぱいのこと。前よりわかった気がします」
井村 山茶花:「……」
羽石夏澄:「………すごく、不器用なんですね。でも……」
羽石夏澄:「嫌いじゃ、ないです」
井村 山茶花:「……」その言葉に、思わず顔を上げる。
井村 山茶花:悔しさと惨めさと、驚きの入り混じった表情。
羽石夏澄:「せんぱいは、かっこいいですよ。一度戦ってみたいなって、ずっと思ってました」
羽石夏澄:「なんだか……実際にバトルするより先に、口先バトルになっちゃいましたけど……」頬をかく。
井村 山茶花:「……格好よくなんかないでしょう。格好つけてるだけで」
羽石夏澄:「いいじゃないですか。かっこつけてたって」
羽石夏澄:「私は好きですよ!かっこつけるの!」
井村 山茶花:「……私は嫌いだよ」
羽石夏澄:「………そっか。そうなんですね」
井村 山茶花:「嫌いだけど、少しだけ……救われた」
羽石夏澄:「………」
井村 山茶花:「好きって言ってもらえるなら、無理して格好つけた甲斐もあったかな、って」
井村 山茶花:「……あの」
羽石夏澄:「はい」
井村 山茶花:「夏澄の持ってる、かわいい小物とか、ぬいぐるみとか……どこで買うのか、教えてほしい」
井村 山茶花:「羨ましかったんだ、ずっと」
羽石夏澄:「……!」ぱっと表情が明るくなる。
羽石夏澄:「いいですよ!あの、よかったら案内しますから、その」
羽石夏澄:「買い物行きましょう!買い物!この島、いいお店けっこーいろいろあるんです!」
井村 山茶花:「買い物……かわいい店に、二人で?」
羽石夏澄:「はい!……あっ、もし二人きりがおいやでしたら、もう一人お友達を誘っても…」
井村 山茶花:「そ、そうじゃない、いやじゃないんだけど……」
井村 山茶花:「その、人目につかないように……」
羽石夏澄:「むむ、おしのびですか……」
井村 山茶花:「そういうの、きっと……向いてないから」
羽石夏澄:「……そうですかね?私、今すでにせんぱいに似合いそうなアクセサリーとか小物いっぱい浮かんでるんですけど」
井村 山茶花:「……それはそれで、少し不穏な予感がする」
羽石夏澄:「絶対Antoineのネックレスとか似合うと思うんですよ……!」
羽石夏澄:「まあそのあれです、恥ずかしかったらこう、ヴェール的なものとかで顔を隠したりしてもいいですしなんなら私、編みますから!」
井村 山茶花:「逆に目立つでしょ!?」
井村 山茶花:アカデミアでもさすがにヴェールを常用している生徒は少ない……はずだ。
井村 山茶花:「夏澄、ほんとに、ちょっとした小物を買いに行くだけだから……ね?」
羽石夏澄:「うーーーん……すると、こうがくめいさい………?」どんどんズレて行っている。
井村 山茶花:「待って、一旦話し合おう。状況認識を一致させよう」
羽石夏澄:「えっえっ?あっ、はい!」
井村 山茶花:「あ、そうだ!第四図書館でドーナツと紅茶が待ってるんだよ」
羽石夏澄:「えっ!ドーナツ!こうちゃ!そんなおもてなしが?!」
井村 山茶花:「ひとまずお茶でもしながら詳しい計画を練ろう、私たちにはそれがひつようだ」
羽石夏澄:「おおお……優雅……!」
羽石夏澄:「図書館ならいい知恵も浮かびそうですしね!」
井村 山茶花:「そう……でもないと思うけど。まあ、相談相手には困らないか」
羽石夏澄:「じゃ、行きましょうせんぱい!だいじょうぶです、」
羽石夏澄:「まだまだ、私たち、これからですもん!」
羽石夏澄:自然に、井村さんの手を引く。
井村 山茶花:「……ありがとう」羽石さんに先導され、足を進める。
羽石夏澄:(そう、きっと、まだこれから)
羽石夏澄:(アカデミアでだけじゃない。たくさんの未来が、私たちには待ってるんだから)
羽石夏澄:ちらりと、後ろに目をやって。
羽石夏澄:すぐ、前を向いて歩き出す。
GM:----
GM:ダブルクロス3rdアカデミアステージセッション 『アカデミアの追想』 完